「ロングテール」の提唱者である著者が、現象としてのロングテールとそれを取り巻く状況を詳説し、現代の成功企業の実例を多数引いてこれからのビジネスのカギを探求。また、次世代文化の行方を予測する。
文化を席捲する大きな箱への需要はまだあるけれど、唯一の市場ではなくなった。ヒット市場はいまやあらゆる大きさの無数のニッチ市場と競い合い、消費者はもっとも選択肢の多いところに引き付けられている。「全員にフリーサイズ」時代は終わりを告げ、新しい傾向が見えてきた。マルチ市場である。
著者 クリス・アンダーソン
『ワイアード』US版編集長 ロス・アラモス研究所の調査員を務めたあと、『ネイチャー』誌と『サイエンス』誌に6年間勤務。その後、英『エコノミスト』誌の編集者としてロンドン、香港、ニューヨークで7年間テクノロジーからビジネスまで幅広い記事を扱い、また1994年には同誌のインターネット版を立ち上げた 。 「ロングテール」という言葉を2004年に同誌上ではじめて世に知らしめ、2006年に刊行した同名の著書『ロングテール』は世界的ベストセラーとなる。 2007年には米『タイム』誌の「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれている。
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 5/17号 [雑誌] インフォバーンCEO 小林 弘人 |
tokuriki.com 徳力 基彦 |
帯 グーグルCEO エリック・シュミット |
帯 2 ヤフーCEO テリー・セメル |
帯 3 クリエイティブ・コモンズ理事 ローレンス・レッシグ |
仕事・人生が変わる すごい! 本 370冊( 日経BPムック) (日経BPムック スキルアップシリーズ) |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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ロングテールー大衆市場から無数のニッチ市場へ | p.9 | 27分 | |
ヒットの興亡ー融通が利かない文化に縛られて | p.39 | 16分 | |
ロングテール小史ー通販カタログからショッピングカートまで | p.57 | 12分 | |
ロングテールの3つの追い風ーつくる。世に送り出す。見つける手伝いをする。 | p.70 | 6分 | |
新たなる生産者達ー生産手段を手にしたアマチュアパワーを侮るな | p.77 | 30分 | |
新しい市場ーヘッドからテールまで飲み込む集積者 | p.110 | 14分 | |
新たな流行発信者ーありがメガホンを手に入れた | p.126 | 32分 | |
ロングテール経済ー不足の経済と80対20の法則の終焉 | p.161 | 23分 | |
短いヘッドの世界ー商品スペースで全てが決まる | p.187 | 23分 | |
なんでも手に入る時代ー選択肢がわんさとあるのはいいことだ | p.213 | 11分 | |
ニッチ文化とはーロングテルに生きるということ | p.225 | 18分 | |
無数のスクリーンーポストテレビ時代の映像はどうなる | p.245 | 11分 | |
エンタテイメント以外のロングテール市場 | p.257 | 17分 | |
ロングテールの法則 | p.276 | 9分 | |
テールの未来 | p.286 | 13分 |
ベンヤミン・コレクション〈1〉近代の意味 (ちくま学芸文庫) [Amazonへ] |
ロングテールって表現がイノベーションかも。今でも充分、読む価値があるなぁー。
2011-11-22
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販売機会の少ない商品でもアイテム数を幅広く取り揃えることで、総体としての売上げを大きくする。
2011-12-08
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