情熱大陸で取り上げられ、現在注目を集めている山口絵理子さんの自伝である。
彼女は努力すれば報われるという信念に基づいて行動しており、これまでの半生で結果を残してきた。
イジメ克服、女にも関わらず男子柔道部で奮闘、偏差値40からの一流大学入学など泣きながらも努力を積み重ねることで困難に立ち向かってきた山口絵理子さんの自伝。
学生時代に発展途上国の援助に注力することを心に決め、現在はバングラディシュの麻を用いた雑貨を販売するマザーハウスを設立し、発展途上国発ブランド確立を目指す。
著者 山口 絵理子
1981年生まれ。マザーハウス代表取締役兼チーフデザイナー ワシントンの国際機関でのインターンを経て、バングラデシュBRAC大学院開発学部修士課程に留学。現地での2年間の滞在中、日本大手商社のダッカ事務所にて研修生を勤めながら夜間の大学院に通う。2年後帰国し「途上国から世界に通用するブランドをつくる」をミッションとしてマザーハウスを設立。 現在バングラデシュ、ネパール、インドネシア、スリランカ、インドの自社工場・提携工房でジュートやレザーのバッグ、ストール、ジュエリー、アパレルのデザイン・生産を行う。 日本国内29店舗、そして台湾5店舗、香港2店舗、シンガポール1店舗で販売を展開(2019年7月時点)。 Young Global Leader (YGL) 2008選出。ハーバードビジネススクールクラブ・オブ・ジャパン アントレプレナー・オブ・ザ・イヤー2012受賞。毎日放送「情熱大陸」などに出演。
世界一わかりやすい4コマビジネス書ガイド |
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2011年 5/17号 [雑誌] 有隣堂 ヨドバシAKIBA店 鈴木 宏昭 |
PRESIDENT (プレジデント) 2012年 4/30号 [雑誌] 神戸学院大学院経営学研究科教授 小川 進 |
週刊 東洋経済 2012年 8/4号 [雑誌] 早稲田大学教授 遠藤 功 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
プロローグ | p.4 | 2分 | |
第1章 原点。学校って本当に正しいの? | p.9 | 17分 | |
第2章 大学で教える理論と現実の矛盾 | p.47 | 10分 | |
第3章 アジア最貧国の真実 | p.69 | 9分 | |
第4章 はじめての日本人留学生 | p.89 | 11分 | |
第5章 途上国発のブランドを創る | p.113 | 18分 | |
第6章 「売る」という新たなハードル | p.153 | 14分 | |
第7章 人の気持ちに甘えていた | p.183 | 10分 | |
第8章 裏切りの先に見えたもの | p.205 | 16分 | |
第9章 本当のはじまり | p.241 | 7分 | |
エピローグ 裸でも生きる | p.256 | 3分 |
社会の諸問題を、事業により解決する人のこと。 代表的な人物として、2006年にノーベル賞を受賞…