ブランド人とは
大学を出て有名企業に就職して、波風立てなければ、順調に出世。退職金をもらい定年後は年金でのんびり暮らす。そんな時代は終わった。ホワイトカラーの9割以上が、今後10年から15年以内に消え失せるか、姿を変えるだろう。
会社勤めを続けるにしても、個人事業主のように考えて、行動しなければ、食べていけない。誰にも頼らず自分の力で生きていける人を「ブランド人」と呼ぶ。
ブランド人になる方法
①自分の仕事や価値、やりたい事を問い直す。
・気の合った仲間を何人か昼食か夕食に誘おう。
そして自分は何になりたいのか話合おう。
・自分はどういう人間か。どういう仕事をしたいのか。箇条書きにしよう。
・「私のプロジェクトを見てくれ。それが私だけの生き様だ」と言えるか考えよう。
そのプロジェクトが誰の役に立つのか、世の中がどう変わるのか、考えよう。
②成功しているブランド人から学ぶ。
・知人の中で独立して成功している人を招いて、学ぼう。
・近所の有名人と友達になろう。職業は何でもいい。どうやったのか聞いてみよう。
・ブランド人になっている人を研究しよう。
③ビジネス力を得る。
・ビジネス力を磨くために、他の部署、他の会社に移ることを考えてみよう。
・マーケティング、商品開発、業務管理、顧客サービス、販売、情報管理、時間管理、計画。これらについて、どんな形でもいいので、学習計画をたてよう。
・自分の「商品」とは何かを考えよう。自分のアイデンティティーを仲間と探そう。
④ネットワークを構築する。とにかく行動する。
・ちっぽけな仕事も、でっかいチャンスだと思って取り組もう。気構え次第。
・後ではなく、今、100パーセント自慢できる仕事をしよう。
・同志を求めてさすらおう。「ぜひ一度、お会いしたい」を口癖にしよう。
自分のプロジェクトを募金活動のように考え、ボランティアを集めよう。
・当面の目標は2点か3点に絞り込もう。最終目標は1点集中。
・どんな時もお客さんのことを考えよう。
お客さんに尽くす気持ちがなければブランド人にはなれない。
・名刺ホルダーのコミュニティーを意識して、慈しみ育てよう。
いろいろな人たちと、連絡を絶やさないことが大切。
・信頼される人間になろう。何が何でも約束を守ろう。
・インターネットを活用しよう。