ドラッカーの著作の中で「エグゼクティブがいかに成果をあげるか」をテーマにしているもの。人をマネジメントする方法ではなく、自らをマネジメントする方法が書かれている。組織の全員がエグゼクティブのように働くべきことを説く、万人のための帝王学。
仕事と成果を大幅に改善する唯一の方法は、成果をあげる能力を向上させることである。成果をあげる人に共通するのは、才覚や個性ではなく、成果をあげる能力だけである。
成果をあげることは一つの習慣である。実践的な能力の集積である。実践的な能力は、反復することで修得することができる。
成果をあげるための習慣には次の5つがある。
①何に時間がとられているか知る。残された時間を管理する。
②仕事そのものではなく「期待されている成果は何か」に焦点をあてる。
③自らの強みを基盤にする。
④優れた仕事が際立った成果をあげる領域に集中する。
⑤成果をあげるよう、合意ではなく、見解に基づいた意思決定を行う。
著者 P・F. ドラッカー
1909年生まれ。経営学者。 「民営化」「ベンチマーキング」「コアコンピタンス」をはじめ、マネジメントスキルのほとんどを生み育てた功績から「マネジメントの父」とも称されている。
このビジネス書を読め! ビジネス書大賞2011 |
帯 松下電器産業 会長 中村 邦夫 |
週刊 ダイヤモンド 2011年 6/18号 [雑誌] |
日本経済新聞 大和証券グループ本社社長 日比野 隆司 |
俺と100冊の成功本 聖幸 |
THE 21 (ざ・にじゅういち) 2012年 10月号 [雑誌] スターバックスコーヒージャパンCEO 岩田 松雄 |
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2013年 09月号 [雑誌] リーダーシップコンサルティング代表 岩田 松雄 |
BRUTUS (ブルータス) 2015年 1/15号 [雑誌] takram design engineering代表 田川 欣哉 |
情報考学 Passion For The Future 橋本 大也 |
PRESIDENT (プレジデント) 2012年 4/30号 [雑誌] 経済評論家 山崎 元 |
THE21 2016年 01 月号 |
社長100人の「私の1冊」 キープレイヤーズ 代表取締役 高野 秀敏 |
私をリーダーに導いた250冊 自分を変える読書 森ビル 代表取締役社長 辻 慎吾 |
PRESIDENT WOMAN VOL.4 (プレジデント8.7号別冊) (プレジデント ウーマン) シーネクスト・パートナーズ代表取締役 戸塚 隆将 |
仕事・人生が変わる すごい! 本 370冊( 日経BPムック) (日経BPムック スキルアップシリーズ) |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
序章 成果をあげるには | p.1 | 13分 | |
第1章 成果をあげる能力は修得できる | p.17 | 22分 | |
第2章 汝の時間を知れ | p.45 | 25分 | |
第3章 どのような貢献ができるか | p.77 | 19分 | |
第4章 人の強みを生かす | p.101 | 29分 | |
第5章 最も重要なことに集中せよ | p.137 | 13分 | |
第6章 意思決定とは何か | p.153 | 30分 | |
第7章 成果をあげる意思決定とは | p.191 | 21分 | |
終章 成果をあげる能力を修得せよ | p.217 | 10分 | |
訳者あとがき | p.229 | 2分 |
新訳経営者の役割 (経営名著シリーズ 2) [Amazonへ] |
GMとともに [Amazonへ] |