ハーバード・ビジネススクールで絶大な人気を誇る著者が、消費者のこころを学ぶ授業として、ビジネスで一番大切な「差別化」について分析する。
製品カテゴリーが成熟し、コモディティ化が進む市場で、どのように差別化を図るべきかについてのヒントを与えてくれる。
企業は競合他社を分析し、市場調査をすればするほど、類似品ばかり生み出すことになる。他社の分析をすると、競合他社の模倣をしようとする。消費者の声を聞けば、自社に不足しているものを補おうとし、他社と同質化していく。
ビジネスで最も大切なことは競争力であり、それは「差別化」であることは皆知っているが、「違い」とは何かを理解していない。
競い合う群れから抜け出すイノベーションを実現しているブランドの共通点には、市場調査に基づいていないという点が挙げられる。
著者 ヤンミ・ムン
ハーバード・ビジネススクール教授 その授業は同校のカリキュラムの中でもダントツの人気を博している。 MBA課程、およびエグゼクティブプログラムで教鞭をとり、その優れた指導で多くの賞を受賞しているほか、マイクロソフト、インテル、ソニー等、ケーススタディにも定評がある。 中でもスターバックスのケースは、ハーバード・ビジネススクールで2009年度のダウンロード数ナンバーワンを誇る。
TOPPOINT |
女子勉 勉子 |
tokuriki.com 徳力 基彦 |
日本経済新聞 |
マインドマップ的読書感想文 smooth |
週刊 東洋経済 2011年 1/1号 [雑誌] アサヒビール 社長 泉谷 直木 |
このビジネス書を読め! ビジネス書大賞2011 |
週刊 ダイヤモンド 2012年 4/7号 [雑誌] 八重洲ブックセンター八重洲本店2階フロア長 佐藤 公紀 |
PRESIDENT WOMAN VOL.4 (プレジデント8.7号別冊) (プレジデント ウーマン) 日本総合研究所 主任研究員 垣岡 淳 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.3 | 7分 | |
序 棚に並ぶシリアルは、どれも同じに見える | p.12 | 10分 | |
第一部 私たちが陥っている「競争」の正体 | p.24 | 49分 | |
第二部 私たちの目を奪うアイディア・ブランド | p.86 | 55分 | |
第三部 私たちは、人間らしさに立ち返る | p.156 | 16分 | |
ブランド図鑑 | p.176 | 14分 | |
感謝を込めて | p.194 | 2分 |
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