今なおトップを走り続ける羽生名人による「思考を進化・深化させるために大切な3つのこと」の記録。閉塞感の強い、先行きの不透明な時代を切り拓いていくためにも、究極の「考える仕事」である将棋棋士として、20年以上トップを走り続けて培った秘訣を明かす。
羽生名人は、思考を進化・深化させるためにも、ツキと運にとらわれない最善手の決め方、プレッシャーとの付き合い方、ミスへの対応の仕方、が大切だと語る。
不調のときは、小さなことから変えてみたり、「もうひと息」の努力をすることで人との差が生まれる。また、結局才能とは、続けることに他ならないという。
著者 羽生 善治
1970年生まれ。将棋棋士 1996年2月14日に将棋界で初の7タイトル独占を達成。 通算タイトル獲得数は、大山康晴に並び歴代1位タイ。全7タイトル戦のうち竜王戦を除く6つでの永世称号(永世名人(十九世名人)・永世王位・名誉王座・永世棋王・永世棋聖・永世王将)の資格の保持に加え、名誉NHK杯選手権者の称号を含めた7つの永世称号の保持は史上初。
マインドマップ的 読書感想文 |
PRESIDENT (プレジデント) 2011年 3/7号 [雑誌] |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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努力を結果に結びつけるために | p.1 | 18分 | |
ツキと運にとらわれずに、最善を選択する | p.44 | 14分 | |
120%の能力を出し切る、プレッシャーとの付き合い方 | p.78 | 13分 | |
結果を出し続けるには、ミスへの対応がかぎになる | p.110 | 16分 | |
自ら変化を生み出し、流れに乗っていくために | p.148 | 26分 |