『日本でいちばん大切にしたい会社』で紹介された日本理化学工業を作った経営者が書いた本。同社は知的障害者の雇用に力を入れ、チョークを作って50年になる。
知的障害者と共に働く中で気付いた人間にとって最も大切なこと、「利他」こそ、幸せに生きる根源であるということを説く。
人間が生きていく上で最も大切なことは、「人の役に立つことこそ、幸せ」ということである。
著者 大山泰弘
1932年生まれ。日本理化学工業会長 父親が設立したチョーク製造会社の日本理化学工業に大学卒業後に入社。1974年、社長に就任。2008年から現職。 1960年、はじめて知的障害者を雇用して以来、一貫して障害者雇用を推し進めてきた。1975年には、川崎市に日本初の知的障害者多数雇用モデル工場を建設。現在、74人の社員のうち53人が知的障害者(障害者雇用率約7割)。 製造ラインをほぼ100%知的障害者のみで稼動できるよう、工程にさまざまな工夫を凝らしている。こうした経営が評価され、2009年、渋沢栄一賞を受賞。
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
週刊 東洋経済 2011年 6/25号 [雑誌] |
TOPPOINT |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.1 | 2分 | |
第1章 何千年たっても変わらないこと | p.15 | 9分 | |
第2章 誰かの役に立ってこそ、幸せ | p.33 | 24分 | |
第3章 「利他の心」が人生を拓く | p.81 | 29分 | |
第4章 「幸せな自分」をつくる | p.139 | 13分 | |
終章 誰もが働ける、幸せな世界を | p.165 | 4分 | |
おわりに | p.173 | 2分 |
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