東日本大震災以降、私達はどのように考え、どのように行動し、どのように生きていくべきなのか。
すべての日本人が向き合わねばならないこの問いに、9人の著者が正面から答えた。
養老孟司:精神の復興需要がおきる
茂木健一郎:変化への希望
山内昌之:公欲のために私欲を捨てよう
南直哉:無力者の視線
大井玄:プロメテウスのように
橋本治:無用な不安はお捨てなさい
瀬戸内寂聴:無常、どんぞこは続かない
曽野綾子:「生きているといいね」
阿川弘之:「大丈夫、必ず復興しますよ」
著者 山内 昌之
1947年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授 文化芸術などにも造詣が深く、各雑誌・新聞などでの書評執筆や読売新聞「地球を読む」のコラムニストなどとして多彩な言論活動を展開している。 国際関係史とイスラーム地域研究で、サントリー学芸賞、毎日出版文化賞、吉野作造賞、司馬遼太郎賞などを受賞。2006年、紫綬褒章。
著者 養老 孟司1937年生まれ。東京大学名誉教授 東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年東京大学医学部教授を退官し、現在東京大学名誉教授。著書に『唯脳論』『バカの壁』『養老孟司の大言論』など、専門の解剖学、科学哲学から社会時評まで多岐に渡る。
著者 茂木健一郎1962年生まれ。脳科学者 ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー 慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別研究教授 「クオリア」(感覚の持つ質感)をキーワードとして脳と心の関係(心脳問題)についての研究を行っている。また、脳と神経に関する一般読者向けの解説書を多く執筆し、テレビ番組や雑誌、週刊誌などマスメディアで積極的に活動している。 著書に『脳と仮想』『ひらめき脳』『生命と偶有性』など。
週刊 東洋経済 2011年 7/23号 [雑誌] |
エコノミスト 2011年 7/5号 [雑誌] |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.3 | 3分 | |
養老孟司 精神の復興需要が起きる | p.11 | 11分 | |
茂木健一郎 変化への希望 | p.37 | 12分 | |
山内昌之 公欲のために私欲を捨てよう―「災後」の歴史認識 | p.67 | 11分 | |
南直哉 無力者の視線 | p.93 | 11分 | |
大井玄 プロメテウスのように | p.119 | 11分 | |
橋本治 無用な不安はお捨てなさい | p.147 | 11分 | |
瀬戸内寂聴 無常―どん底は続かない | p.173 | 2分 | |
曽野綾子 「いきてるといいね」 | p.179 | 5分 | |
阿川弘之 「大丈夫、必ず復興しますよ」 | p.191 | 7分 |