「仕事はできるのに、評価されない」逸材を見つけ、育てる組織改革の手法をキヤノン元研究所長が紹介する。
管理的な考え方や手法、ルーティン業務を好まず、人事管理では優れた人材として評価されない創発人材を活かすことで、イノベーションを創出することができる。
その場合、創発人材を従来の管理型マネジメントでなく、創発人材を活性化できる創発リーダーが重要となる。創発リーダーは、創発人材の真意や本質を汲み取ることができる人材に任せることが重要である。
著者 村井 啓一
元キヤノン材料技術研究所所長。技術経営コンサルタント 多くの技術経営関連の企業指導と同時に、大学、学会、講演会で実務経験に基づいたMOT講義・講演を行うなど多方面で活躍中。
人材教育 |
TOPPOINT |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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まえがき--創発人材がイノベーションを興す! | p.1 | 7分 | |
プロローグ――誰がイノベーターを殺すのか | p.20 | 8分 | |
第1章 こんなみ創発人材が身近にいませんか | p.31 | 14分 | |
第2章 創発人材を活かして、イノベーションを興す条件 | p.51 | 27分 | |
第3章 みにくいアヒルの子から白鳥に育つマネジメント | p.90 | 26分 | |
第4章 白鳥になって羽ばたく | p.128 | 35分 | |
第5章 なぜ日本のイノベーション創出力が劣化したのか | p.179 | 38分 |
局所的な相互作用を持つ、もしくは自律的な要素が多数集まることによって、その総和とは質的に異なる高度で…