大前研一氏の初期の著書。新しい時代に企業が生き残るには、組織の中にあって、企業の頭脳中枢として戦略的行動方針をつくりだし、それをラインに実行させる力をもつ「企業参謀」集団が必要であると説く。
企業参謀に必要な「戦略的思考」について説明している。
戦略的思考を実践するには、以下の点に留意する必要がある。
①「イフ」という言葉に対する恐れを捨てよ
②完全主義を捨てよ
③KFS(KFS:Key Factors Success)については徹底的に挑戦せよ
④制約条件に制約されるな
⑤記憶に頼らず分析を
著者 大前 研一
1943年生まれ。経営コンサルタント、経済評論家、起業家 カリフォルニア大学ロサンゼルス校教授、ビジネス・ブレークスルー大学学長。 「平成維新の会」設立以前から、日本国の設計ビジョンを提言。震災後には、ビジネス・ブレークスルーの衛生放送や講演を通じて、日本復興への道程を提言している。
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章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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第一章 戦略的思考入門 | p.9 | 45分 | |
第二章 企業における戦略的思考 | p.73 | 50分 | |
第三章 戦略的思考方法の国政への応用 | p.145 | 25分 | |
第四章 戦略的思考を阻害するもの | p.181 | 15分 | |
第五章 戦略的思考グループの形成 | p.203 | 8分 | |
あとがき | p.215 | 3分 |