「衰退は避けられる。衰退の芽は早期に発見できる。」メルクやモトローラ、ヒューレット・パッカード等、かつて同著シリーズの中で取り上げられた歴史上の偉大な企業は、なぜ衰退したのか。無敵だと思えた企業がどのように衰退への道を歩みうるのかについて、克明な調査・分析を行い、その命運から何が学べるのかを示した書。
強大な企業がいかに衰退するかを示す段階的な枠組みは五段階で構成され、それぞれの段階を順番に経過する。
第一段階「成功から生まれる傲慢」
第二段階「規律なき拡大路線」
第三段階「リスクと問題の否認」
第四段階「一発逆転策の追求」
第五段階「屈服と凡庸な企業への転落か消滅」
自分たちが衰退への道を歩んでいると分かったとき、何をすべきなのかの答えは、規律ある経営慣行を厳守することだという事が分かっている。
著者 ジェームズ・C・コリンズ
1958年生まれ。元スタンフォード大学経営大学院教授。 ピーター・ドラッカーの教え子。 全米で5年間にわたるベストセラーになり、百万部以上が売れた名著『ビジョナリーカンパニー』の共著者。スタンフォード大学経営学大学院教授を経て、現在はコロラド州ボールダーで経営研究所を主宰。企業と非営利団体の指導者に助言するコンサルタントとして活躍している。
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仕事・人生が変わる すごい! 本 370冊( 日経BPムック) (日経BPムック スキルアップシリーズ) |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
前書き | p.7 | 2分 | |
第一章 静かに忍び寄る危機 | p.16 | 10分 | |
第二章 衰退の五段階 | p.34 | 13分 | |
第三章 第一段階 成功から生まれる傲慢 | p.56 | 16分 | |
第四章 第ニ段階 規律なき拡大路線 | p.84 | 17分 | |
第五章 第三段階 リスクと問題の否認 | p.114 | 16分 | |
第六章 第四段階 一発逆転策の追求 | p.142 | 17分 | |
第七章 第五段階 屈服と凡庸な企業への転落か消滅 | p.172 | 9分 | |
第八章 充分に根拠のある希望 | p.188 | 11分 | |
付録一 衰退企業の選別基準 | p.207 | 6分 | |
付録二 比較対象成功企業の選別基準 | p.217 | 5分 | |
付録三 ファニーメイと二〇〇八年の金融危機 | p.225 | 5分 | |
付録四A 自己満足仮説の間違いを示す事実の一覧 | p.234 | 6分 | |
付録四B 一発逆転策の追求を示す事実 | p.245 | 5分 | |
付録五 主要なポストに適切な人材の条件 | p.253 | 2分 | |
付録六A IBMの衰退と回復 | p.256 | 5分 | |
付録六B ニューコアの衰退と回復 | p.265 | 5分 | |
付録六C ノードストロームの衰退と回復 | p.273 | 4分 | |
付録七 良好な企業から偉大な企業への飛躍の法則 | p.280 | 4分 |