ハイテク製品を成功に導くマーケティングの基本として広く知られ、スタンフォードをはじめとする多くのMBAコースで支持されている理論。
多くの新製品やサービスが登場する現在において、今もなお普遍の法則が書かれている。起業家にとっては必読の書。
ハイテク製品を市場に浸透させていく時、初期市場からメインストリーム市場へと移り変わるところに「キャズム(深い溝)」がある。ハイテク製品のマーケティングを考える際には、キャズムを越えることが最重要課題となる。
キャズムを越えるには、ニッチ市場をターゲットとし、そこを起点に戦線を拡大することである。マーケティング活動の効率は、マーケット・セグメントをどこまで「絞り込んで」切り出せるかにかかっている。
著者 ジェフリー・ムーア
1946年生まれ。TCG Advisors社 創設者兼経営パートナー キャズム理論の創始者として知られるマーケティングの世界的権威。米国ビジネス界を代表するコンサルタント。シリコンバレーの有名なベンチャー企業であるMohr、Davidow Venture社の出資パートナーでもある。 代表的著書『キャズム』は、1991年の初版刊行時からハイテク関連企業のバイブル的存在となり、スタンフォード大学ほか、多くの一流ビジネススクールにて課題図書となっている 。
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TOPPOINT |
PRESIDENT (プレジデント) 2012年 4/30号 [雑誌] フリージャーナリスト 西田 宗千佳 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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序章 ビル・ゲイツが億万長者になれるなら | p.1 | 8分 | |
第1章 ハイテク・マーケティング 錯覚 | p.11 | 21分 | |
第2章 ハイテク・マーケティング 悟り | p.39 | 44分 | |
第3章 Dデー | p.97 | 35分 | |
第4章 攻略地点の決定 | p.143 | 26分 | |
第5章 部隊の集結 | p.177 | 34分 | |
第6章 戦線の見定め | p.221 | 32分 | |
第7章 作戦の実行 | p.263 | 34分 | |
第8章 キャズムを越えて | p.307 | 29分 |
ベンチャーは、まずニッチを攻めるべし。ソフトバンクの孫さんとは真逆の発想ですね。
2011-11-30
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