1分間プレゼンのメリット
どんなに時間が短くなっても、最低1分の時間があり、言いたいことが言えるとなれば、気持ちの面でも余裕が生まれる。
1分でプレゼンするためのポイント
1分でプレゼンするには「言いたいことを整理し短く伝えること」が必要である。そのためには、練習し以下の3つのスキルを身に付けることが大切である。
①取捨選択力
②文章構成力
③キーワード力
練習は6回行うと良い。動画撮影して見直すことで、失敗などに気づくことができる。
1分間プレゼンを習得する方法
1分間を3つのブロックで分ける。結論の前に疑問を言う事で、説得力が増し、聴き手にインパクトを与え、興味を引くことができる。
疑問:15秒 → 何だろう?
結論:10秒 → へぇ〜
理由:35秒 → なるほど!
疑問を投げかける時のポイント
・聴き手が「自分の課題である」と思わせる問いかけをする。あくまで相手目線で。
・問いかけは、ニュース番組などを参考にして、セリフを考える。
・聴き手が理解しやすいように、相手も知っている話題から始める。
・「HOW」「WHY」「WHAT」で疑問をつくる。
・問いかけに対する聴き手の反応は気にしない。反応がなくても落ち込まない。
・あえてセオリーを否定して、興味を引くことも大切である。
結論を発信する時のポイント
・相手の得られるメリットや相手がするべきアクション等、聴き手を主語とする。
・言いたいことの上位3つに8割の時間をかける。
・聴き手が想定しているレベルより深く具体的な提案が、聴き手の納得度を高める。
理由を加え、説得する時のポイント
・同じ切り口からの1点張りをせず、多面的なアプローチで説得力を高める。
・納得できる「種明かし」をする。
・比較するものがあると、伝わりやすい。
・ビフォー、アフターを入れて説得力を高める。
・具体例を盛り込む。
・数字より比率で示す。
・あえてデメリットを伝え、それを補うメリットを伝える。
・自らの体験や率直な意見を語り、共感を得る。
・プロフェッショナルの言葉を借りる。
・「お手軽、簡単、安心」というメッセージで背中を押す。
・決断に誘導する。