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2012/01/12更新

最強組織の法則―新時代のチームワークとは何か

432分

2P

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21世紀の企業が生き残る唯一の道は安易な答えを見つけることではなく、自ら学習機能を持った「ラーニング・オーガニゼーション」となることしかない。

人類が直面する諸問題の大半は、ますます複雑さを増すわれわれの世界システムを把握できないことから生じている。本書は、集団学習の技術と実践に関心を抱く抱く者のために執筆された。

ハーバード・ビジネス・レビュー誌より、過去75年間における最も優れた経営書の1つであると評価されている古典。
著者は、Business Strategyで「この100年の間に、ビジネス戦略上の最も大きな影響を与えた24人の1人」であると紹介されている。

超短要約

本書で紹介する方法やアイデアは、世界が個別の、互いに関連のない力で成り立っていると言う幻想を打破しようとするものだ。この幻想を捨て去って初めて、われわれは「ラーニング・オーガニゼーション」、すなわち、学習する組織を構築することができる。それは人々がたゆみなく能力を伸ばし、心から望む結果を実現しうる組織、革新的で発展的な思考パターンが育まれる組織、共通の目標にむかって自由に羽ばたく組織、共同して学び続ける組織である。

世界がますます緊密に結びつき、ビジネスがさらに複雑化しダイナミックになるにつれ、仕事はますます「ラーニングフル」になる。これから本当の意味で抜きんでる組織は、あらゆるレベルのスタッフの意欲と学習の能力を活かすすべを見出した組織となるだろう。

著者 ピーター・M. センゲ

1947年生まれ。マサチューセッツ工科大学の「組織学習センター」の責任者 フォード、アップルなどの多くの企業に、学習する組織の理論と実践を紹介している。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
ビジネス・ブレークスルー代表取締役 大前 研一

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
充分長いてこがあれば、片手で世界を動かして見せよう p.9 15分
組織はかく思考する p.26 11分
システムの囚人、考え方の囚人? p.39 32分
システム思考の法則 p.77 12分
考え方をシフトする p.91 21分
現象を支配するパターンを見抜く p.116 15分
レバレッジの原則 p.133 15分
木を見て森も見る p.150 13分
自己マスタリー p.165 21分
メンタル・モデルの克服 p.190 29分
共有ビジョン p.224 28分
チーム学習 p.257 26分
組織の分権化 p.287 17分
管理職の時間 p.307 4分
仕事と家庭の対立が終わる p.312 11分
マイクロワールド1 p.325 9分
マイクロワールド2 p.335 6分
マイクロワールド3 p.342 17分
新しいリーダーシップ p.362 33分

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