本書は、『イノベーションのジレンマ』のクリステンセンが贈る、イノベーションの源泉となる「人とその能力」についての考察である。
画期的な製品・サービスを開発した100名近くの人々と、革新的なビジネスアイデアを事業化し、市場のルールを書き換えた企業の創業者やCEOにインタビューを行う等し、イノベータDNAと呼ぶ5つのスキルを導きだす。
破壊的イノベータを特別なものにしている5つのスキルは次の通りであった。
①関連付けの思考
②質問力
③観察力
④ネットワーク力
⑤実験力
これら5つが組み合わさり組成されるものを、「イノベーションのDNA」と名付ける。
イノベーションのDNAを身につけ、イノベーションを起こす勇気を発揮せよ。
1952年生まれ。ハーバード・ビジネス・スクール教授 ボストンコンサルティンググループで活躍後、ホワイトハウスフェローとして運輸長官などの補佐を務める。 1984年に、セラミックス・プロセス・システムズ・コーポレーションというベンチャー企業を起業し、社長・会長を歴任。その後、現職。
著者 ハル・グレガーセンINSEADの教授。アラブ首長国連邦にあるアブダビ校やフランスのフォンテンブロー校でリーダーシップ論を担当。
著者 ジェフリー・ダイアーブリガム・ヤング大学ホレス・ビーズリー記念講座教授 戦略論を担当し、ウォートンスクールでも戦略論の教授を務める。クレイトン・クリステンセンとハル・グレガーセンとの共著である『イノベーションのDNA』は13言語以上に翻訳され、同名の論文は、ハーバード・ビジネス・レビューのマッキンゼー賞の銀賞に選ばれている。
帯1 セールスフォース・ドットコム会長兼CEO マーク・ベニオフ |
日本経済新聞 神戸大学教授 小川 進 |
日経ビジネス |
日本経済新聞2回目 |
tokuriki.com 徳力 基彦 |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
帯3 作家 スティーブン・コヴィー |
帯4 P&G前会長兼CEO A・G・ラフリー |
帯2 インテュイット会長 スコット・D・クック |
日経トップリーダー |
TOPPOINT |
人材教育 |
日本経済新聞 3回目 神戸大学教授 忽那 憲治 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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破壊的イノベーターのDNA | p.1 | 37分 | |
発見力1 関連づける力 | p.47 | 23分 | |
発見力2 質問力 | p.75 | 23分 | |
発見力3 観察力 | p.103 | 21分 | |
発見力4 ネットワーク力 | p.129 | 18分 | |
発見力5 実験力 | p.151 | 19分 | |
世界で最もイノベーティブな企業のDNA | p.175 | 16分 | |
イノベータDNAを実験する 人材 | p.195 | 16分 | |
イノベータDNAを実験する プロセス | p.215 | 21分 | |
イノベータDNAを実験する 哲学 | p.241 | 19分 | |
行動を変え、思考を変え、世界を変えよ | p.265 | 6分 | |
インタビュー対象者のイノベータのサンプル | p.273 | 3分 | |
イノベータDNA研究手法 | p.277 | 3分 | |
発見力を磨く | p.281 | 23分 |