老舗料亭を経営する親から、おもてなしの心を学び、三越とディズニーで働いてきた著者が「気づかい」とは何かを紹介している。
気づかいの本質について説明し、気づかいで大切なこと、気づかいがうまくなるにはどうすれば良いかを伝授。人との付き合い方、育て方、感性の磨き方がわかります。
気づかいとは「他者を慮る」ことである。相手が「欲しい」と言う前にその気持ちを汲み取り、さりげない行動で示す。相手のことを思い、自分がしたいからそうする。
気づかいで大切なことは、以下の通りである。
・気づかうことで自分も楽しむこと
・感性を磨くこと
・気持ちを率直に表現すること
・引きどころを知ること
気づかいが上手になりたければ、気づかいのできる人をよく観察することである。
著者 上田 比呂志
大人の寺子屋 縁かいな 主宰 三越入社後、日本橋本店にて主に企画、販促等を経験。その後店舗開発にも携わる。社内研修制度に応募し、全国の三越約12,000名の11名に選ばれ、フロリダのウォルトディズニーワールドにてフェローシッププログラムに参加。1年間、世界11カ国の人達とディズニーユニバーシティに通いディズニーマネジメント(ディズニーウェイ)を学ぶ。その後、日本の三越にてお店作りや企画を担当し、グアム三越社長兼ティファニーブティック支配人として1年半のグアム勤務を経た後、再びフロリダディズニーワールドエピコットセンターのジャパンパビリオンディレクター(取締役)として赴任
週刊 ダイヤモンド 2012年 1/14号 [雑誌] ブックファースト ルミネ川越店 店長 金子 剛士 |
日経ビジネス |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
PRESIDENT (プレジデント) 2012年 1/16号 [雑誌] 東京工芸大学准教授 大島 武 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.4 | 2分 | |
第1章 料亭と三越とディズニーで学んできたこと | p.17 | 8分 | |
第2章 日本人にしかできない「気づかい」の心意気 | p.39 | 14分 | |
第3章 人と関わり合う上で欠いてはいけないこと | p.79 | 19分 | |
第4章 気づかいが気づかいのできる人を育てる | p.133 | 20分 | |
第5章 周囲の誰をも満足させるプロとしての気づかい | p.189 | 18分 | |
あとがき | p.240 | 1分 |
ディズニーには、テーマパークの運営上、大量採用しなければならないという事情がある。しかし、ディズニー…
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