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2012/03/20更新

日本人はどう住まうべきか?

150分

7P

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これからの日本人はどのように住まうべきか?

電力不足、災害対策、過疎問題など、震災後に問われている日本人の「住み方」について、建築家の隈研吾氏と養老孟司氏が対談しています。

日本人の「家をプライベートな空間として、私有する」という考え方こそが、問題であると説く。固定された一つの住居観にとらわれず、環境に応じて住み方も変えるべきだとしている。

過疎問題や震災復興に関して、今後のヒントになる内容になっている。

超短要約

そもそも、日本人は本当に住むところに困っているのか。まず、困ることが先である。人生の中で一度や二度は、住むことに困ればいい。で、自分で何とかすればいい。日本人は敗戦だってそうやって生きてきた。どこだって、どうでも住める。

著者 養老 孟司

1937年生まれ。東京大学名誉教授 東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。1995年東京大学医学部教授を退官し、現在東京大学名誉教授。著書に『唯脳論』『バカの壁』『養老孟司の大言論』など、専門の解剖学、科学哲学から社会時評まで多岐に渡る。

著者 隈研吾

1954年生まれ。建築家 株式会社隈研吾建築都市設計事務所主宰。日本設計、戸田建設、コロンビア大学建築・都市計画学科客員研究員を経て、1990年に隈研吾建築都市設計事務所を設立。 法政大学工学部建設工学科非常勤講師、慶應義塾大学環境情報学部特別招聘教授、慶應義塾大学理工学部客員教授、慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科教授、アメリカイリノイ大学建築学科客員教授を経て、2009年より東京大学工学部建築学科教授。 1997年「森舞台/登米町伝統芸能伝承館」で日本建築学会賞受賞、2002年「那珂川町馬頭広重美術館」をはじめとする木の建築でフィンランドよりスピリット・オブ・ネイチャー 国際木の建築賞受賞。2010年「根津美術館」で毎日芸術賞受賞。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
まえがき p.1 3分
第1章 「だましだまし」の知恵 p.11 17分
第2章 原理主義者に行かない勇気 p.39 17分
第3章 「ともだおれ」の思想 p.67 18分
第4章 適応力と笑いワザ p.97 17分
第5章 経済観念という合理性 p.125 16分
第6章 参勤交代のスヽメ p.151 19分
あとがき p.183 8分

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