どうすれば自分の気持ちや考えを「文章だけ」で伝えることができるのか?
「話せるけど書けない」人へ向けた文章の書き方講座。
「話すこと」と「書くこと」はまったく別の行為である。ライターである著者が、実践から学んだ「話し言葉から書き言葉へ」のノウハウを紹介しています。
良い文章を書くポイント
・「接続詞」を意識して、文章の論理破綻を防ぐ
・主観を語るからこそ、客観を保つ
・文章のカメラワーク(導入→本編→結末)を考える
・導入部分で読者の期待を煽る
・文章の中に「主張」「理由」「事実」の3つを意識して入れる
・読者と同じ位置から景色を見る
・特定の読者を想定する
・仮説を提示し、読者を一緒に検証させる
・面倒くさい細部を描写する
・自分の頭で理解したこと以外は書かない
・「目からウロコ」の驚きは3割程度に止め、7割はすでにわかっている事を書く
・長い文章は切り分ける
著者 古賀 史健
1973年生まれ。フリーランスライター 出版社勤務を経て24歳でフリーに。30歳からは書籍のライティングを専門とする。以来、「ライターとは“翻訳者”である」「文章は“リズム”で決まる」を信念に、ビジネス書や教養書を中心に現在まで約80冊を担当。多数のベストセラーを手掛ける。
日経ビジネス |
マインドマップ的読書感想文 smooth |
週刊 ダイヤモンド 2012年 3/24号 [雑誌] 三省堂書店営業本部課長 鈴木 昌之 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに 「話せるのに書けない!」のはなぜか? | p.7 | 6分 | |
ガイダンス その気持ちを「翻訳」しよう | p.27 | 14分 | |
第1講 文章は「リズム」で決まる | p.55 | 25分 | |
第2講 構成は「眼」で考える | p.105 | 25分 | |
第3講 読者の「椅子」に座る | p.155 | 36分 | |
第4講 原稿に「ハサミ」を入れる | p.227 | 23分 | |
おわりに | p.273 | 2分 |