労働時間、休暇、賃金、人事異動など、法律によって規定されている労働条件の重要な部分を説明している。労働者としての権利は、最低限どのようなものがあるのか。
会社員として知っておくと、いざという時に役に立つ知識が満載の1冊。
労働法は、労使が対等の立場で労働条件を決められるように、労働者を保護する目的で法制化された雇用のルールである。労働基準法に定められた労働条件は最低ラインである。それに満たない契約は無効となる。
著者 佐藤広一
1968年生まれ。さとう社会保険労務士事務所代表 株式会社プログレス代表取締役 特定社会保険労務士。谷口労務管理事務所に9年間在籍し、多くのクライアントに対する就業規則、人事労務相談に携わり実務経験を積んだ後、2000年にさとう社会保険労務士事務所を開設。「リスクマネジメントとコストセーブ」をコンセプトに、持ち前のフットワークを活かして積極的にコンサルティング活動を展開中。
週刊 東洋経済 2011年 12/31号 [雑誌] |
日本経済新聞 福井県立大学特任教授 中沢 孝夫 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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第1章 労働法という法律はない!? | p.7 | 9分 | |
第2章 祝! 内定・採用 | p.23 | 15分 | |
第3章 働く時間はいつからいつまで? | p.51 | 17分 | |
第4章 休日・休暇の謎 | p.81 | 10分 | |
第5章 賃金・賞与・退職金 | p.99 | 20分 | |
第6章 サラリーマンの宿命? 人事異動 | p.135 | 8分 | |
第7章 パパ・ママのための休業制度 | p.149 | 10分 | |
第8章 退職は跡を濁さず! | p.167 | 8分 | |
第9章 懲戒・解雇の際に | p.181 | 11分 | |
おわりに | p.201 | 2分 |