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時代の0.5歩先をいく仕事術

カフェブームの立役者として知られ、「Sign」「GUCCI CAFE」や「bills」など、カフェやレストランの運営を手がける著者が、その仕事術を紹介している。

「ミーハー」と聞けば、軽い、移り気、チャラチャラしているなどのイメージがあるが、それは逆に言えば、フットワークが軽く、好奇心旺盛ということ。常にブームを追いかけ、様々な企画をヒットさせてきたユニークな手法が学べる1冊。


■ミーハーはジェネラリストとして活躍できる
何も続けられない飽きっぽい性格はコンプレックスだった。一方で、いろんなことを幅広くかじっていたから、薄っぺらな知識や話のネタだけは豊富だった。ある時、いろんなことを知っていると、周りに頼られ、それが個性になることに気付いた。

100の才能を持つスペシャリストに対して、ミーハーも1の才能を100個持てば、ジェネラリストとして対等に渡り合える可能性がある。

超短要約

■ミーハーを仕事にしている著者の事例
・ミーハーな性格を生かす
大学ではパーティーサークルに入り、イベントを企画。ミーハーな人間には、自然と人が集まる。こうしたイベントはいずれも成功を収める。

・得意なことからはじめる
伊勢丹に入社し、藤巻幸大氏の部下になる。藤巻氏から「クビになってもいいぐらいの覚悟で、やりたい事をやれ」と言われ、得意の「パーティーをやりたい」事を提案。クリエイターが集うパーティーを定期的に企画する。

・看板を利用する
カフェやパーティーの成功は、伊勢丹という看板を背負っていたことが大きい。伊勢丹の社員が主催していたからこそ、流行に敏感な一流の人たちを一堂に集めることができた。

・人を巻き込む
飲食店を経営する父親にカフェの出店を提案し、プロデュースする。知り合いの中でもプレス効果の高い女の子を集め、連日大盛況となる。

・ブームをつくる
「カフェブームの火付け役」と言われるようになる。この時、「伊勢丹の中村」から「カフェブームの火付け役の中村」というブランドを手に入れた。その後、独立し、カフェのプロデュースなどを幅広く展開させていった。

著者 中村 貞裕

1971年生まれ。トランジットジェネラルオフィス代表取締役社長 伊勢丹を経て、2001年に「ファッション、建築、音楽、デザイン、アート、飲食をコンテンツに遊び場を創造する」を企業コンセプトに、トランジットジェネラルオフィスを設立。 カフェブームの立役者としてカフェ「Sign」をはじめ、「GUCCI CAFE」や「bills」など、カフェやレストランの運営を約40店舗手掛けるほか、ホテル「CLASKA」、大阪の「堂島ホテル」、「the SOHO」などの話題の施設、さらにはオフィス、商業施設、ファッションブランドのブランディングやプロデュースなど、その仕事は多岐に渡り、今後は海外進出も控えている。 近年グループ会社として、イベント&ケータリング会社「TRANSIT CREW」、不動産総合プロデュース会社「REAL GATE」、ITソリューション会社「JET AGENCY」、人材紹介会社の「Departure & Partners」を設立。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.1 2分
CHAPTER1 「ミーハー」を武器に仕事をするとは? p.13 24分
CHAPTER2 「ミーハー」という武器を磨く22の方法 p.69 31分
CHAPTER3 「ミーハー」仕事術 p.143 26分
おわりに p.203 2分

ユーザーのしおりメモ (1)

コウスケ@Ko's Style

チャラい?流行に流されやすい?それを仕事に活かす『ミーハー仕事術』
http://kosstyle.blog16.fc2.com/blog-entry-1836.html
2012-06-20