今読むべき優良ビジネス書が
すぐ見つかり、読んだ本を
しっかり自分の知識にするサイト

本を検索する

カテゴリーから探す

人気のタグ

お知らせ


Android無料アプリ配信中
2012/08/06更新

2015年の食料危機―ヘッジファンドマネージャーが説く次なる大難 (-)

179分

5P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

対象読者:

アマゾン詳細ページへ

食料危機が日本を襲う!?

穀物市場で圧倒的なシェアを持つ米国が干ばつに見舞われ、穀物価格が上昇している。しかし、上昇の原因は、もっと構造的な変化によるものだと説く。

穀物価格の上昇と日本の債務危機が同時に発生すれば、輸入する食料価格は10倍になり、日本は深刻な食料危機に見舞われると警鐘を鳴らしている。

2015年、著者が予測する牛丼1杯1000円の時代は到来するのか?

超短要約

21世紀に入り、穀物価格はこれまでと違った価格変動を見せており、相場は上昇し始めている。その要因は、次の2つのパラダイムシフトによる。

・人々が農業資源も有限だと気づいた
・人口増加に生産が追いつかない

実際、2006年末頃〜2008年の2年弱の間には、大豆、小麦、トウモロコシの価格は一時4倍に急騰している。今後、こうした穀物価格の急騰や債務危機が生じることで、日本は深刻な食料危機に見舞われる可能性がある。

著者 齋藤 利男

1953年生まれ。タクミ・アセット・マネージメント社 調査部門責任者 大学では農業経済学を専攻。卒業後、商社にて会計、税務、貿易、金融、財務などの各部門を担当。その後、信託銀行や内外の資産運用会社にてアナリストやファンドマネージャーとしても活躍。

この本を推薦しているメディア・人物

日本経済新聞 日本経済新聞
エコノミスト 2012年 7/3号 [雑誌] エコノミスト 2012年 7/3号 [雑誌]
TOPPOINT TOPPOINT
エコノミスト 2012年 9/11号 [雑誌] エコノミスト 2012年 9/11号 [雑誌]
ジュンク堂書店 池袋本店 高見 圭一

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
プロローグ…2015年◎月1日、牛丼並盛 ついに1000円台に p.3 6分
第1章 これからは穀物が国家の命運を左右する p.17 17分
第2章 アメリカの穀物戦略 p.41 20分
第3章 アメリカの覇権を脅かす中国 p.69 14分
第4章 穀物市場における投資マネー p.89 20分
第5章 ギリシャ以上に深刻な日本の債務問題 p.117 19分
第6章 日本を襲う食料危機 p.143 24分
第7章 もう一つの食の危機 p.177 8分
エピローグ…食料危機が起きても政府には頼れない p.188 1分

ユーザーのしおりメモ (0)