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2012/12/11更新

外資系コンサルのスライド作成術―図解表現23のテクニック

  • 山口 周
  • 発刊:2012年10月
  • 総ページ数:159P

114分

4P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

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わかりやすいスライドの作り方

ボストンコンサルティング、A.T.カーニー、ヘイ・グループ等の外資系コンサルティング・ファームで「わかりやすいスライド」の作成方法を教授してきた著者が、そのテクニックを紹介。事例も豊富で、すぐに使える内容になっている。


■スライドの構成要素
スライド作成とは究極のところ、ビジネスを「より早く、より正確に、より少ない労力」で推進するために営まれるコミュニケーションの補完行為である。スライドを作成するにあたり、まず知っておくべきことは、基本となる構成要素とレイアウトである。

①メッセージ:スライドで最も言いたいこと
②グラフ/チャートのタイトル
③グラフ/チャート
④脚注:内容理解に当たって留意しておくべき点
⑤出所
⑥ページ番号

作成にあたっては、受け手のコンディションを想定して「文字の大きさは12p以上」「メッセージは2行以内」で。

超短要約

■「何を言いたいのか」を明確にせよ
スライド作成においては、「何を言いたいのか=メッセージ」を明確化することが重要である。良いメッセージは、次の3つの条件を満たす。

①1スライド1メッセージとなっている
②明快な主張がある(=ポジションを取っている)
③短い(=ポイントが明確である)

スライド作成にあたっては、「いかにスライドをシンプルにするか」を意識すること。問題は情報量の少なさではなく、多さにある。情報量が一定量を超えると、それはノイズとなり、相手の理解度は下がる。

著者 山口 周

1970年生まれ。ヘイグループ ディレクター 電通、ボストン コンサルティング グループ、A.T.カーニー等を経てヘイ・グ ループに参加。グローバル組織のデザイン、組織開発、リーダーシップ開発、キャリ アデザイン等のプロジェクトに従事。 コンサルティング・ファームで新卒学生&中途採用者に対するトレーニングの一環として「わかりやすいスライド」の作成方法を教授してきた。グロービス・マネジメント・スクールパートナー・ファカルティ。

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紀伊國屋書店新宿本店第2課係長 水上 紗央里

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.1 2分
PART1 スライド作成の基本 p.9 11分
PART2 グラフの作り方~数値を視覚化する~ p.29 30分
PART3 チャートの作り方~概念や関係構造を視覚化する~ p.81 21分
PART4 シンプルなスライドに磨き上げる p.117 13分
PART5 練習問題 p.140 10分
「おわりに」に代えての、長いお願い p.158 1分

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