今読むべき優良ビジネス書が
すぐ見つかり、読んだ本を
しっかり自分の知識にするサイト

本を検索する

カテゴリーから探す

人気のタグ

お知らせ


Android無料アプリ配信中
2012/12/22更新

一生の仕事が見つかるディズニーの教え

  • 大住力
  • 発刊:2012年12月
  • 総ページ数:216P

139分

4P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

対象読者:

アマゾン詳細ページへ

やりたい事が見つからない人へ

「自分が一生をかけて取り組む仕事を見つけたい」と自分探しを続けた著者は、20年勤めたディズニーランドを辞め、難病を患う子供とその家族を招待し、ディズニーランドなどを案内する活動を始める。

やりたい事が見つからない人へのアドバイスが書かれた1冊。


■あなたの役割は何ですか?
ディズニーランドでは、「あなたの役割は何ですか?」という問いかけを念頭において行動するように教え込まれる。ウォルト・ディズニーは、いわゆる仕事というものを、2種類に分けて考えた。「Duty(作業)」と「Mission(仕事)」である。そして、「あなたの役割は何ですか?」という問いかけは、後者についてなされる。

ディズニーランドにおいて「作業」とは、マニュアルで細かく決められていて、誰がいつやっても同じ結果が得られるもの、と定義されている。作業というのは、やって当たり前で、それだけで「自分は仕事をした」と思ってはいけない。必ずそれ以上のものが問われる。それが「仕事」である。

超短要約

■自分の「非力さ」を知った人間は強い
大切なものほど目の前にある。でも、それに気が付かない人が多い。
では、大切なものに気付けるだろうか?
そのためには、自分に「足りないもの」を知る必要がある。

自分に足りないところが何なのかを知れば、今度は、自分が何をすべきなのかが見えてくる。自分が得意な事に注目して、「誰よりも得意だからこれが自分の役割だ」と思っていると、意外ともろい。自分よりもそれが得意な人が現れたり、分野をちょっと広げてみようと思ったけれども、よそでは全然通用しなかったりした時に、挫折を覚えてしまうからだ。

それよりも、自分が足りないものを自覚し、それを補うためにどんな努力をすればいいのか、どのように人に助けてもらえばいいのか、について考える人の方が、ずっと強い。「こんな自分でもできる役割は何か」と謙虚に考えることもできる。

著者 大住力

1965年生まれ。公益社団法人難病の子どもとその家族へ夢を 代表 大学卒業後、東京ディズニーランド等を管理・運営する(株)オリエンタルランドに入社し、約20年間、人材教育、東京ディズニーシーやイクスピアリなどのプロジェクトの立ち上げ、運営、マネジメントに携わる。 退社後、難病と闘う子どもとその家族への応援・支援を目的とした公益社団法人「難病の子どもとその家族へ夢を」を立ち上げる。前職での経験を生かして、コミュニケーション、モチベーション、理念浸透などをテーマにした人材研修講師、国立富山大学非常勤講師なども務める。教育現場から企業に至るまで、全国各地での講演も数多く行う。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
聖路加国際病院理事長 日野原 重明
帯2 帯2
一橋大学名誉教授 野中 郁次郎

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに 自分の「役割」を探している人へ p.9 4分
1章 あなたの役割は何ですか? p.21 10分
2章 大切なことは目の前にいる人が教えてくれる p.41 10分
3章 仕事はお客さまに作られる p.61 13分
4章 ディズニーランドは永遠に未完成 p.87 5分
5章 心をいやす魔法の国 p.97 10分
6章 「ひとりじゃない」と伝えたい p.117 14分
7章 「思い込み」こそ力 p.145 9分
8章 名刺がない自分に何ができるか? p.163 7分
9章 立派じゃない人生で巡りあえたもの p.177 6分
10章 つながっていくいのち p.189 7分
おわりに p.203 4分

キーワード

ディズニーの人材教育メソッド

ディズニーには、テーマパークの運営上、大量採用しなければならないという事情がある。しかし、ディズニー…

この本に影響を与えている書籍(参考文献、引用等から)

知識創造企業 知識創造企業
[Amazonへ]

ユーザーのしおりメモ (0)