YouTubeで、チャンネル登録者数130万人、動画再生回数3億3千万回という日本一のYouTubeクリエイターが成功するまでの体験を語った1冊。どのようにYouTubeでアクセス数を増やすかなどの、テクニックも紹介しています。
■YouTubeとの出会い
YouTubeとの出会いは、高1くらいの頃。ある日、ビートボックスをmp3で披露し合う掲示板サイトで知り合った友達から「外国人のビートボックス・パフォーマーで、とんでもない奴がいるぜ!」とメールが届いた。そこにはYouTubeのURLが書かれていた。
YouTubeは一瞬でハートをわしづかみにした。毎日新しい動画が世界中から次々にUPされて、どんどん増えていく。ただ他人の投稿動画を見るだけじゃなく、自分も動画をUPして参加してみたいと思うようになった。
YouTubeアカウントを取得したのが、高2の冬休み。それが「HIKAKIN」チャンネルだ。とにかくYouTubeを見るのも、動画をUPするのも大好き。これが動画作りの原動力で、HIKAKINチャンネルを見てもらえる理由の1つではないか。
■アクセスUPの秘訣
動画の中身が面白いのは、なによりも一番に大事だ。しかし、YouTubeパートナーという仕事で生活するには、クリエイターの視点と同時に、プロデューサー的な視点が必要である。
①決まった曜日、時間に動画を公開する
②動画のエンディングで見てくれた人にチャンネル登録を促す
③動画の内容がわかるサムネイルを用意して目立たせる
④タイトルはわかりやすく「ちょい盛り」にする
⑤動画下の説明欄には外部リンクを貼って、自己紹介代わりにする
⑥タグは検索欄に入れる言葉をイメージして厳選する
⑦冒頭で何についての動画なのかはっきり知らせる
⑧最初の15秒の「つかみ」で人を惹き付けるように意識する
⑨1本の動画は3〜5分、長くても10分程度の長さにする
⑩むやみにチャンネルを増やさない
⑪動画の弱点をYouTubeアナリティクスをもとに客観的に分析する
⑫Facebook、Twitterなどと連動させる
⑬ちょっと先のイベントのネタを盛り込み、検索経由の集客効果を高める
⑭旬のネタを盛り込み、検索に引っかかりやすくする
⑮英語バージョンを載せて、海外からアクセスを稼ぐ
著者 HIKAKIN
1989年生まれ。YouTube クリエイター ヒューマンビートボックスを得意とするミュージシャン(ビートボクサー)。高校生のころから地元新潟でライブ活動をしたり、YouTubeにパフォーマンス動画をアップしたりしていた。高校卒業後、上京しスーパーの食品部門に就職。 2010年6月にアップロードした動画『Super Mario Beatbox』がYouTubeにおける日本国内月間アクセス1位を記録し注目を集める。2012年1月に会社を辞め、YouTube一本の生活に。 現在、『HikakinTV』『HIKAKIN』『HikakinBlog』の3つのチャンネルを持ち、総登録者数130万人超、総再生回数3億3千万回超(2013年6月20日現在)
帯 ライブドア元代表取締役 堀江 貴文 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.4 | 2分 | |
第1章 YouTubeとの出会い | p.17 | 6分 | |
第2章 日本一のYouTuberになるまで | p.31 | 11分 | |
第3章 初期投資「0円」はウソじゃない | p.57 | 8分 | |
第4章 経験から得たアクセスUPの秘訣公開 | p.77 | 16分 | |
第5章 1つの成功の陰に、100の落とし穴が待っている | p.115 | 10分 | |
第6章 HIKAKIN誕生秘話 | p.139 | 3分 | |
第7章 未来に向けてHIKAKIN進化中! | p.147 | 4分 | |
おわりに | p.156 | 1分 |