ゴールドマン・サックス、ハーバード・ビジネス・スクール、マッキンゼーで学んだ仕事のコツが紹介されている本。仕事をする上で大切なごく基本的なことが書かれており、新卒社員、20代向け。
■世界のエリートに共通すること
ゴールドマン・サックスとマッキンゼーにおける元上司・同僚、ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)のクラスメート達には、明らかな共通点がある。そのエッセンスを一言でいえば「基本に徹する」ということ。その基本は、大きく分けて4つのポイントに整理できる。
①人との「つながり」を大切にする
②「自分磨き」を一生継続する
③「日々の成果出し」に強くこだわる
④「世界的な視野」を常に意識する
世界のエリートの仕事術には「基本」を徹底するという共通性がある。その基本は以下の通りである。
・人との時間に投資をする
・相手には、誠意と興味を持つ
・全く仕事に関係ない人だからこそ、ピンときたら即会う
・心に余裕を持つ意識を保ち続けるため「アフターユー」を大事にする
・「考える」と「調べる」を分けて時間を使う
・So What?(だから何?)とWhy so?(それはなぜ?)を繰り返し考える
・どんなに忙しくても時間を守る
・朝の高い集中力を大事にする
・優先度が高く時間のかかる案件から手当てする
・仕事の指示はとにかくメモを取り、確認する
・新しい仕事はすぐ5分間取り掛かり、計画を立て疑問点を潰しておく
・メールの返信は早くする
・上司へのホウレンソウは、聞かれる前にする
・実用英語は「ペラペラ」よりも論理性と堂々とした態度を重視する
・英語上達は、期間を区切ってTOEIC900点を目指す
・転職では卒業の意識を持つ
著者 戸塚隆将
1974年生まれ。シーネクスト・パートナーズ 代表取締役 大学卒業後、ゴールドマン・サックスにて、日米欧アジア企業のM&Aアドバイザリー業務に5年間従事。その後、ハーバード経営大学院(HBS)にてMBA取得後、マッキンゼー&カンパニーに転じ、多国籍企業の戦略立案、組織改革、事業譲渡、事業提携等の戦略コンサルティング業務に従事。 2007年、シーネクスト・パートナーズ株式会社を設立し、代表取締役に就任。同社にて企業のグローバル事業開発およびグローバル人材開発を支援する他、HBSのケーススタディ教材を活用した短期集中型実践ビジネス英語プログラム「CLUB900」を開発・運営する。
日経ビジネス Associe (アソシエ) 2013年 11月号 |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
THE 21 (ザ ニジュウイチ) 2014年 02月号 [雑誌] 作家 佐藤 智恵 |
週刊 ダイヤモンド 2013年 10/12号 [雑誌] 三省堂書店営業本部課長 鈴木 昌之 |
マインドマップ的読書感想文 smooth |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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プロローグ―就職世界ランキング1位2位で学んだこと | p.1 | 4分 | |
Chapter1 人との「つながり」に投資する | p.15 | 16分 | |
Chapter2 自分の内面と外見を磨く | p.47 | 23分 | |
Chapter3 時間に支配されずに働く | p.91 | 12分 | |
Chapter4 決定的なコミュニケーションで成果を出す | p.115 | 14分 | |
Chapter5 利益を生む資料と会議で貢献する | p.143 | 18分 | |
Chapter6 世界に打って出るキャリアを高める | p.179 | 12分 |