サッチャー元英国首相の日本代理人とヴァージン・グループの顧問を務めた著者が、国際人としての心構え、外国人とのコミュニケーションにおいて大切なことを紹介しています。
■世界とつきあうための心構え
・趣味と話題が多い、魅力的な人間になる
外国人とのコミュニケーションにおいて、外国語は単なるコミュニケーション手段。最も大切な事は魅力的なパーソナリティを持ち、それを伝える事である。そのパーソナリティを磨くためには、学校の勉強だけでなく、様々な事に好奇心を示し、多くの趣味を持つ事である。そうする事によって話題が豊富になり、広い分野で友人ができ、それが自分のパーソナリティに魅力と深さを与えてくれる。美術、文学、音楽、スポーツ、料理、経済などあらゆる分野の話題を提供できるだけの知識と教養を持つ事が重要である。
外国人とのコミュニケーションで大切な事は、流暢に外国語を操る事でも、外国人のように振る舞う事でもない。大切な事は、まず笑顔。そして自分のパーソナリティと大切なメッセージを伝えたいという熱意を見せる事である。その際、片言の英語でいい。
著者 植山周一郎
1945年生まれ。国際経営コンサルタント 大学卒業後、ソニー入社。英国ソニー販売部長、本社宣伝部次長などを歴任。1981年に株式会社植山事務所を設立し、翻訳、講演、テレビ番組の企画・司会などを手がけたほか、サッチャー元英国首相の日本代理人とヴァージン・グループの顧問を務めた。 現在、非常勤講師として、一橋大学でグローバルビジネスの英語講義を行うほか、藤井電工顧問を務める。
帯 ヴァージン・グループ会長 リチャード・ブランソン |
ビジネスブックマラソン smooth |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.3 | 0分 | |
Chapter 1 世界とつきあうための心構え | p.11 | 16分 | |
Chapter 2 世界とつきあうための語学術 | p.59 | 11分 | |
Chapter 3 世界とつきあうための海外旅行&出張術 | p.91 | 13分 | |
Chapter 4 世界とつきあうためのビジネス術 | p.131 | 5分 | |
Chapter 5 世界とつきあうための海外赴任術 | p.147 | 12分 | |
Chapter 6 世界とつきあうためのおもてなし術 | p.183 | 12分 | |
あとがき | p.220 | 1分 |