『NARUTO‐ナルト-』『ジョジョの奇妙な冒険』『.hack//』シリーズなどのゲームを開発する会社サイバーコネクトツーの代表が、ゲームクリエイターの心得を書いた一冊。ゲームを開発する現場に求められることが紹介されています。
■ゲームクリエイター超十則
①挨拶こそが『最重要』『最優先』『最第一』。
②男に体調不良は無い。休むな。闘え。
③くだらない愚痴を言うな。便所の落書きが世界を変える事はない。
④ネタバレを怖がるな。だったらすぐ観ろ。
⑤自分達が子供たちの夢である事を自覚しろ。
⑥開発者は商品にとっての最後の砦だ。こだわれ。
⑦がむしゃらに頑張るな。勝算と戦略を持て。
⑧努力に勝る天才なし。
⑨ゲーム開発はコミュニケーション。
⑩これら十則を信じるな。疑え。常に改善、忍耐、努力、根性、信念、必勝。
ゲーム業界の最前線では、本物だけが残り、偽物はいなくなる。全てを捧げなければ闘えない。決して甘くない戦場である。
しかし、「作っているヤツ」は一番カッコ良くて、一番エライ。
著者 松山 洋
1970年生まれ。株式会社サイバーコネクトツー代表取締役社長 ゲームクリエイター 大学卒業後、コンクリート会社の営業マンを経て、株式会社サイバーコネクトツー代表取締役社長。代表作に『NARUTO-ナルト-ナルティメット』シリーズ、『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』、『テイルコンチェルト』、『サイレントボマー』、『.hack』シリーズがある。
帯 レベルファイブ代表取締役 日野 晃博 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.5 | 5分 | |
第1部 エンタメに全てを捧げる | p.19 | 20分 | |
第2部 追いつきたいから、休まない。それでもダメなら眠らない | p.53 | 40分 | |
第3部 「クソゲーの方程式」との闘い | p.119 | 30分 | |
第4部 ドンとこい「朝令暮改」 | p.169 | 21分 | |
あとがき | p.204 | 5分 |