お金とは何か。お金に対しての知識がなければ、経済的にも心理的にも自由を得ることはできないとし、お金の教養を学ぶ必要性を説く一冊。
■お金は信用を見える化したもの
お金とは「信用を見える化したもの」であり、信用は「お金」によって可視化される。この事は「お金」の本質を知る上で最も重要なポイントと言える。その1つの象徴がクレジットカードである。
信用があればその人が扱えるお金の量は多くなり、信用が少なければ扱えるお金の量は少なくなる。扱えるお金の量が多いということは、人生の自由度が高まるということだ。信用社会においては、信用の多寡が人生の自由度と直結する。
収入は信用を数値化したものである。収入を上げるには結果を出す必要がある。そして、その結果を呼び込むには「信用」という軸がなければならない。収入が上がるという十分条件を満たすためには、「頑張っている」ということで生まれる信用が必要条件なのである。
お金の教養を身につけることで、経済的にも心理的にも自由でゆとりのある人生を実現できる。
著者 泉 正人
ファイナンシャルアカデミーグループ代表 一般社団法人金融学習協会理事長 日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じ、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立、代表に就任。 身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークの3つの学校運営を行い、「お金の教養」を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かでゆとりのある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着をめざしている。
帯 トリンプ元社長 吉越 浩一郎 |
帯2 一橋大学大学院 国際企業戦楽研究科教授 楠木 建 |
THE21 2016年 11 月号 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
第1章 お金は信用を見える化したもの | p.1 | 16分 | |
第2章 お金はあなたを映す鏡 | p.29 | 17分 | |
第3章 お金とは何か | p.59 | 23分 | |
第4章 7つの「お金の教養」 | p.99 | 40分 | |
第5章 お金の教養にはSTAGEがある | p.169 | 39分 | |
第6章 お金と人格 | p.237 | 22分 | |
おわりに | p.275 | 2分 |
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