数々の大統領から芸能人、世界中の著名人と対談してきた、世界で一番有名なキャスターと言われる著者が、話をして伝える極意を紹介している一冊。
■いつ、誰にでも通用する「たった1つの大原則」
「自分らしく、正直に」が伝え方の大原則だ。正直でいれば、それが力になる。大失敗することはない。自分の状況を正直に話せば、緊張することなどない。苦境にあることを正直に伝え、最善を尽くしていることを理解してもらえば、相手と運命共同体になれる。
■話上手になるための2つの鉄則
話がうまくなるためには「積極的に話す努力を続ける」という、前向きな姿勢が大切である。伝えること・話すことは、ゴルフや車の運転、店の経営と同じようなものだ。続ければ続けるほどうまくなり、より楽しめるようになる。
話し上手になるには、さらに2つの守るべき鉄則がある。
①相手に興味を示す
②自分のことを率直に伝える
正直に、率直に、熱意を持って話し、同時に相手の話に耳を傾けること。それが「伝え方の極意」である。
著者 ラリー・キング
1933年生まれ。司会者、キャスター 世界で最も有名な放送業界人の一人。巧みな話術で「トークの帝王」「マイクの名匠」などともよばれている。世界200以上の国と地域で視聴されるCNNの看板トーク番組『ラリー・キング・ライブ』の司会者として知られる。 リチャード・ニクソン以降のすべてのアメリカ大統領、プーチンからネルソン・マンデラまでの世界の指導者、マドンナからレディ・ガガまでの話題の人物など、4万人を超える世界の有名人・有力者たちにインタビューを行った。 950年代にフロリダ州のラジオ局WAHRに雑用係として雇われるが、アナウンサーの欠員のためDJとしてデビュー。番組が評判となり、1960年ABCネットワーク傘下のテレビ局で討論番組のホストを務めることとなる。 1985年6月よりCNN『ラリー・キング・ライブ』に出演。2010年に終了するまで、25年も続く記録的長寿トーク番組となった。「ザ・シンプソンズ」「ゴーストバスターズ」「デーブ」「アイアンマン2」など、俳優としてテレビ・映画に多数出演。
帯 ニュースキャスター ダン・ラザー |
帯2 元国務長官 ヘンリー・キッシンジャー |
帯3 元ドジャース監督 トミー・ラソーダ |
帯4 俳優 ジョージ・バーンズ |
マインドマップ的読書感想文 smooth |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
日経トップリーダー |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.4 | 2分 | |
第1章 いつ、誰にでも通用する「たった1つの大原則」 | p.17 | 8分 | |
第2章 会話の達人に学ぶ「8つの習慣」 | p.34 | 8分 | |
第3章 初対面でも緊張しない「会話の続け方」 | p.51 | 9分 | |
第4章 パーティで気後れしない「社交の会話術」 | p.71 | 14分 | |
第5章 仕事で結果を出す「ビジネス会話術」 | p.101 | 17分 | |
第6章 聞き手を魅了する「達人のスピーチ術」 | p.139 | 8分 | |
第7章 達人の一歩先へ! 「スピーチ術・上級編」 | p.157 | 6分 | |
第8章 番組史上「最高のゲスト」「最悪のゲスト」は? | p.171 | 10分 | |
第9章 テレビ・ラジオで生き残る「メディアでの話し方」 | p.192 | 12分 |
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