ドラッカーが自ら指南した幻の研修テープを活字化したもの。いかに仕事で成果をあげるか、いかに働くべきかについて、ドラッカーの考え方がまとまった一冊。
■成果をあげるための6つの習慣的な能力
成果をあげるには、次の習慣的な能力を身につけなければならない。
①時間をマネジメントすること
②貢献に焦点を合わせること
③強みを築くこと
④重要なことに集中すること
⑤的確に意思決定を行うこと
⑥自ら目標を立て、自らを評価すること
マネジャーの仕事は、成果をあげることである。そうすることで報酬を得ている。また、成果をあげることは才能ではない。習慣的な能力である。
自分の時間がどのように使われているかを知り、重要な仕事のための時間を確保し、期待されている成果を知り、強みを基盤とし、重要なことに集中し、成果をあげるように意思決定を行い、成果を評価する、という総合的な能力である。そこに全力を投入することが、マネジャーの仕事である。
マネジャーの仕事は、成果をあげることである。そうすることで報酬を得ている。また、成果をあげることは才能ではない。習慣的な能力である。
自分の時間がどのように使われているかを知り、重要な仕事のための時間を確保し、期待されている成果を知り、強みを基盤とし、重要なことに集中し、成果をあげるように意思決定を行い、成果を評価する、という総合的な能力である。そこに全力を投入することが、マネジャーの仕事である。
著者 P・F. ドラッカー
1909年生まれ。経営学者。 「民営化」「ベンチマーキング」「コアコンピタンス」をはじめ、マネジメントスキルのほとんどを生み育てた功績から「マネジメントの父」とも称されている。
TOPPOINT |
週刊東洋経済 2017年3/4号 [雑誌] 福山大学経済学部教授 中沢 孝夫 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
第1章 仕事で成果を上げる | p.7 | 9分 | |
第2章 上司として成果をあげる | p.27 | 10分 | |
第3章 上司をマネジメントする | p.49 | 9分 | |
第4章 スペシャリストをマネジメントする | p.67 | 8分 | |
第5章 人事を行なう | p.83 | 9分 | |
第6章 マネジャー必携の六ツール | p.101 | 9分 | |
第7章 生き生きと、生きるために | p.121 | 8分 | |
第8章 乱気流の時代を生きる | p.137 | 6分 |