ハーバード大学やNASA、東京大学、理化学研究所など、世界中の研究機関で効果があるとされるストレス解消法やパフォーマンスを高める方法を紹介している本。
■習慣にしたい元気のスイッチ
①とにかくやり始める
やる気スイッチを入れるベストな方法は「とにかくやり始める」こと。人間は、やり始めなければ、集中ができないようになっている。心理学や脳科学の世界では、人は「行動してから考える」というのが常識になりつつある。「やり始める」ためには、やりたくないことをやるための障害を、できるだけ減らしておくことがポイントである。
②楽しいことがなくても「フェイク・スマイル」で笑顔を作るとストレスが軽減されて気分がよくなる
そもそも人が笑顔になるのは「楽しいから」「幸せだから」ではなく、笑うから楽しくなるし、幸せになる。笑顔にはストレス軽減にも大きな効果がある。
③顔がくしゃくしゃになるくらいのフェイク・スマイルでコミュニケーションを取ると環境がよくなる
より楽しく、よりストレスを減らせるのは、単に口角を上げるだけではなく、口を開いた笑顔である。歯が見えるくらいの豪快な、顔全体で表現した笑顔の方が心理的なストレスを減らせる。
■習慣にしたい元気のスイッチ
①とにかくやり始める
②楽しいことがなくても「フェイク・スマイル」で笑顔を作るとストレスが軽減されて気分がよくなる
③顔がくしゃくしゃになるくらいのフェイク・スマイルでコミュニケーションを取ると環境がよくなる
④楽しい動きをすると、楽しくなってくる
⑤背筋をピンと伸ばして堂々と歩くと気持ちが積極的になり、さらにストレスホルモンが減少する
著者 堀田 秀吾
明治大学教授 言語学博士。マーベリック法律事務所顧問。スカイアイ・プロデュース取締役。 研究者らしからぬ熱血指導と画期的な授業スタイルが支持され、「明治一受けたい授業」に選出される。専門は司法コミュニケーションの社会科学的分析で、言語学、法学、社会心理学などのさまざまな学問分野を融合したアプローチで研究を行っている。
マインドマップ的読書感想文 smooth |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.2 | 3分 | |
1 まず習慣にしてみてほしい元気のスイッチ5つ | p.25 | 12分 | |
2 パフォーマンスとテンションを高める習慣 | p.55 | 22分 | |
3 元気を出すために「やってはいけない!」習慣 | p.111 | 14分 | |
4 心を平静に整えてくれる習慣 | p.145 | 16分 | |
5 最高のスタートを切るために朝一番に試したい習慣 | p.185 | 6分 | |
6 幸福感を高めてくれる習慣 | p.199 | 10分 | |
あとがき | p.224 | 2分 |