週刊文春の編集長が、人脈作り、取材交渉、企画方法などの仕事術を紹介している一冊。いかに読者におもしろがってもらうコンテンツを作るか、そのノウハウが詰まっています。
■「おもしろがる」気持ちが最も大切
世の中で起こっている様々な出来事、あるいは話題の人々。それらを「おもしろがる」気持ちがスキルやノウハウよりも大切だ。世の中の空気を肌で感じ、あらゆる物事に敏感になること。それが、全ての原点である。
本当におもしろいものを作れば、人の心に響き、きちんとビジネスになる。週刊文春がやっていることは、極めてシンプルである。毎週いいネタをバンバン取って来て「フルスイング」する。スクープを連発して部数を伸ばし、世の中の注目を集める。いいものを作るために全身全霊を捧げる、という「正攻法」でここまでやってきた。
大切なのは、何事も全力でやりきることである。その場所で「フルスイング」していれば、必ず仕事は面白くなり、突破口が開けるはずだ。やるからには徹底的にやることだ。受け身でなく、前のめりで攻めるべきなのだ。
著者 新谷 学
1964年生まれ。「週刊文春」編集長 1989年に文藝春秋に入社し、「Number」「マルコポーロ」編集部、「週刊文春」記者・デスク、月刊「文藝春秋」編集部、ノンフィクション局第一部長などを経て、2012年より現職。
WEDGE |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
週刊ダイヤモンド 2017年 4/8 号 [雑誌] (知らないと損する給料の秘密) 作家 佐藤 優 |
エコノミスト 2017年 4/18 号 [雑誌] |
PRESIDENT (プレジデント) 2017年5/29号(「孫子」入門) |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.3 | 3分 | |
第1章「情報/人脈」 | p.15 | 22分 | |
第2章「企画/発想」 | p.55 | 25分 | |
第3章「依頼/交渉」 | p.99 | 22分 | |
第4章「組織/統率」 | p.139 | 28分 | |
第5章「決断/覚悟」 | p.189 | 21分 | |
第6章「戦略/本質」 | p.227 | 14分 | |
おわりに | p.252 | 2分 |