いかに残業を減らし、生産性を上げられるか。仕事の生産性を高めるために、仕組み化を取り入れることを推奨する一冊。個人でも簡単にできる仕事効率化の方法が紹介されています。
■「仕組み化」3つのルール
「仕組み」とは「誰がいつ、何度やっても同じ成果が出るシステム」のことである。つまり「あるコトを仕組みに放り込んだら、事前に取り決めたルールに従って仕組みがそれを処理し、毎回同じ期待通りの結果を出す」ということ。仕組み化することで成果が再現可能になる。仕組み化するには、次の考え方をする必要がある。
①才能に頼らない
人の才能に頼った時点で成果にムラが出る。
②意志に頼らない
モチベーションはコントロールが難しい。できるだけスタッフや自分の意志が入り込まないようにする。
③記憶力に頼らない
忘れないように覚えておくというプロセスが入らないようにする。
「仕組み」によって得られるものは次の5つである。
①時間が得られる
②ミスがなくなる
③人に仕事を任せられる
④最少の労力で最大の成果が出せる
⑤自分とチームが成長し続けられる
著者 泉 正人
ファイナンシャルアカデミーグループ代表 一般社団法人金融学習協会理事長 日本初の商標登録サイトを立ち上げた後、自らの経験から金融経済教育の必要性を感じ、2002年にファイナンシャルアカデミーを創立、代表に就任。 身近な生活のお金から、会計、経済、資産運用に至るまで、独自の体系的なカリキュラムを構築。東京・大阪・ニューヨークの3つの学校運営を行い、「お金の教養」を伝えることを通じ、より多くの人に真に豊かでゆとりのある人生を送ってもらうための金融経済教育の定着をめざしている。
マインドマップ的読書感想文 smooth |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
---|---|---|---|
はじめに | p.1 | 3分 | |
序章 なぜ仕事に「仕組み」が必要なのか? | p.21 | 20分 | |
1章 時間をつくるための「仕組み」 | p.63 | 29分 | |
2章 ミスをなくすための「仕組み」 | p.123 | 19分 | |
3章 人に仕事をまかせるための「仕組み」 | p.163 | 12分 | |
4章 最少の労力で最大の成果を出すための「仕組み」 | p.189 | 21分 | |
5章 成長し続けるための「仕組み」 | p.233 | 13分 | |
あとがき | p.261 | 1分 |
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