リーダーにとって最も大事なのは、一緒にチームを動かしてくれるフォロワーである。フォロワーを育て、強いチームをつくるために、リーダーが心得ておくべきことを紹介している一冊。
■フォロワーを活かすことを考えよ
フォロワーとは、リーダーとメンバーの橋渡しを担う存在である。チームを動かしてくれる縁の下の力持ちと言える。それを顕著に感じるのが、リーダーとメンバーの間で物事の捉え方、価値観にズレが生じている時である。例えば、同じ仕事に取り組んだとしても、リーダーとメンバーでは見ている景色が違う。しかし、リーダーの右腕として活躍しているフォロワーであれば、リーダーと同じ視点で物事を考え、同じように理解する力がある。
リーダーをリーダーにしてくれるのは周囲の人たちである。強いチームには強いフォロワーがいる。リーダーは強くなくていい。カリスマである必要もない。フォロワーを活かすことができれば、リーダーとしての余裕が生まれ、結果的にリーダーとしての威厳も風格も出てくる。
リーダーをリーダーにしてくれるのは周囲の人たちである。強いチームには強いフォロワーがいる。リーダーは強くなくていい。カリスマである必要もない。フォロワーを活かすことができれば、リーダーとしての余裕が生まれ、結果的にリーダーとしての威厳も風格も出てくる。
著者 三城雄児
1975年生まれ。JIN-G 代表取締役社長 BBT大学経営学部グローバル経営学科 専任准教授 大学卒業後、富士銀行(現みずほ銀行)にて融資・外為業務を経験。その後、株式会社マングローブ、株式会社日本経営システム研究所、ベリングポイント株式会社(現プライスウォーターハウスクーパース株式会社)にて、組織人事戦略コンサルタントとして、組織人事改革、意識行動改革のプロジェクトに従事する。 2009年、株式会社JIN-Gを設立。翌年にBBT大学准教授に就任。「Enjoy Your World! 」を理念に視野の広いビジネスパーソンを増やすため、業界、地域、人種を超えた事業推進をしている。 現在は、BBT大学経営学部の准教授として教鞭を執り、上智大学や早稲田大学でも講義などを行っている。また、「世界人材マネジメント協会連盟」や「アジアパシフィック人材マネジメント協会連盟」の役員として、世界中の人材マネジメントの専門家たちとディスカッションし、日本の人事や人材開発の担当者が取り組むべきテーマなどの啓蒙活動、情報発信、意見交換などを積極的に行っている。
帯 ビジネス・ブレークスルー大学学長 大前 研一 |
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