「手柄を横取りする上司」を黙らせる
・上司は「少しおだてて」手なずける
自分と同じくらい、上司も仕事で成功したがっていることを頭に入れること。上司と自分に共通するものを考える。上司のものの見方が明らかになると、自分が扱われたいと思っているのと同じ態度で相手に接することができるようになる。つまり、上司を優秀に見せる機会を探し始める。重要な目標を達成したり、難問を解決するのに上司が手を貸してくれたら、感謝の気持ちを表す。少なくとも、上司の警戒心は薄らぎ始める。
・「社内の権力者」を丸め込み、影響力を握る
自分のマネージャーの同僚2、自分がどんなに勤勉か、どれほど会社思いの人間かをしっかりわかってもらうこと。そういう点を周りにアピールする機会を上司が与えてくれないなら、影響力のある地位にいる人との人脈を自力で作らなければならない。まずは今の部署外の2、3人と知り合いになることから始める。
・「転職」を切り札に、上司をひるませる
上司との力関係を遠回しなやり方で変えられなかったら、腹を割って問題を話し合う。上司の要求を第一に据えて、ポジティブな雰囲気を上手に作り出した後、自分も成長したいのだという点をはっきり告げる。
「競争中毒の上司」を改心させる
・被害者仲間の同僚と「解決策」を考える
遠回しに相手を攻撃するような手段を取らず、自分たちが対等の立場でともに働くにはどうしたらいいかを同僚と率直に話し合う。
・「競争狂の上司」の興味をすり替えて、競争を忘れさせる
同僚と一緒に交渉に行く。同僚と競い合う状況を避けたいと訴え、協調すれば、同僚も自分ももっと生産性が上がると伝える。
「部下を束縛する上司」の呪縛を解く
・上司の「怒りポイント」を徹底調査する
上司が敏感に反応するのはどこなのか、経験に基づいて考える。耳にしたニュースは何でも知らせてやり、真っ先に上司にアイデアを伝える。しつこく促されなくても「自分のところへちゃんと報告に来てくれる部下だ」と信じられるようになれば、上司は手綱を緩めるかもしれない。上司を最優先して進捗状況を知らせることに同意し、どれくらいの頻度で最新情報を報告したらいいか尋ねる。
・「こいつは放っておいても大丈夫」と上司を安心させる
自分の進歩について度々報告する。そして、積極的に話を聞いているという姿勢が伝わる言葉で報告する。
・上司の「不安」にアタリをつける
上司が信頼を置いてくれない理由を考えてみる。上司が本音をいいやすい状況を作流。たとえ耳の痛いことでも「私の短所についてフィードバックを受けたいと心から思っている」と言ってみるといい。