「経営の神様」と呼ばれたパナソニック創業者、松下幸之助の教えを具体的に実践するための方法を紹介している一冊。抽象的な松下幸之助の名言をいかに実際に使いこなせばいいのかを独自の思考整理法で解説しています。


■「紙1枚」にまとめる技術
①白紙のA4用紙、緑・青・赤のカラーペンを用意する
②緑色のペンで、ヨコ長の紙に枠＝フレーム数が16個になるよう線を引く
　※このフレームを「エクセル1」と呼ぶ。
③緑色のペンで、一番左上のフレームに「今日の日付」と「テーマ」を書く
④青色のペンで「テーマ」について感じたことを空白のフレームに書く
⑤書き出された情報に対して、考えに沿って赤色のペンで印をつけていく

ポジティブ・ネガティブはどちらを選んでも自由。どちらでも選べる「自由自在な自分」を手に入れよう。

そのためには、ニュートラル＝素直な状態が大切である。素直な状態になるためには、自分の心をいったん自分の外へ出して、その出した心で自分自身を眺めてみること。つまり、紙に書き出してみることである。

著者 浅田すぐる

「1枚」ワークス 代表取締役 トヨタ自動車入社後、海外営業部門に従事。米国勤務などを経験したのち、6年目で同社のグローバル企業ウェブサイト管理業務を担当。「伝わるサイト」へのカイゼンを実現し、企業サイトランキングで全業界を通じ日本一を獲得する。その後、グロービスへの転職を経て、独立。 現在はビジネスコミュニケーションをテーマにした企業研修・講演・コンサルティングなどを多数実施。受講者数は2018年3月時点で7,000名以上。 自社独自の教育プログラム"「伝わる」思考×「1枚」の型 1sheet Frame Works"という1年間のスクールプログラムは、日本全国から受講者が集まる人気講座となっている。 デビュー作『トヨタで学んだ「紙1枚! 」にまとめる技術』)は、2015年年間ランク4位、世界5カ国翻訳のベストセラー・ロングセラーに。