英語の勉強法
②「身近な師」から学ぶ
英語を話す上で特に役に立つのは、相手の真似をするのが上達の近道である。身近にいる自分より少し英語がうまい人の会話の真似をして、それをコピーして違う人との会話の中で思い出して使う。真似をするにも、真似をする相手と会話をして相手に話してもらわなければいけない。相手に積極的に話してもらうために有効なテクニックとしては「確認」「質問」「共感」の3つを駆使するとよい。
③ネイティブの英単語は「塊で覚え、塊で聞く」
英語を聞き取れるようになるには「単語同士のつながりによる発音の変化」に着目して学習することが重要となる。単語同士のつながりによって発音が変わったところがあれば「そういうもんなんだ」と割り切って「単語の塊」として覚えておく。あとは、単語プラス用法を合わせて覚えることが重要である。
④意識して聞くための「要点集中」
「動詞」「代名詞」「接続詞」の3つを意識して聞く。
インプットに役立つ勉強法
①「細切れのスキマ時間」を積み重ねる
通勤・通学時間はもちろんのこと、会議室への移動、教室間の移動、ランチや夕食を買いに行く時の移動など、実は歩いて移動している時間はかなり多い。こうした3分、5分の移動時間にも学習できる。自身の頭の中で、最近授業で学んだことを思い浮かべて簡単にまとめて整理したり、授業や普段の会話を思い出して暗唱したり、歩いている時に目についたものを英語に訳して、わからなければスマホの辞書で調べるといったことをする。
②「やらないこと」を決める
「やらなくてはいけないもの」を効率的に処理し、「やらなくてよいもの」の時間を増やし、その中で学習以外の時間を削ることで学習時間を最大化させる。
③A4用紙1枚の「制限」
コースごとに紙一枚の授業内容のまとめを作成し、それを眺める。紙一枚にしか情報を書けないと言う制限を設けることで、本当に重要なことを自身で取捨選択して書くようになる。その過程で、この授業で何が重要で、何が重要でないのかがわかるようになる。
④「内容・考え・タスク」のノートテイク
ノートをとる目的は「記録」と「整理」の2つ。まず、「記録」に関しては「内容」「考え」「タスク」の3つを記録する。「整理」する時には、「構造化」と「ビジュアル化」の2点を意識して記述する。
⑤自らの成長のための「適度なストレスの創出」
学習においても仕事においても、自身の居心地のよい環境で既にマスターしたことだけをやっていても、何も変わらず成長しない。普段の学習環境で徐々に新しい勉強をしていくのがよい。その際、具体的な短期目標を設定する。