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2018/09/06更新

世界最高のチーム グーグル流「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法

179分

4P

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生産性の高いチームを作るための原理原則

グーグルの調査でわかった生産性の高い「チーム作り」の原理原則を紹介している一冊。マネジャーはいかにチームのパフォーマンスを高めればよいのか。1on1ミーティングの方法など、チームメンバーをマネジメントする方法が書かれています。


■チーム作りにおけるマネジャーの役割が重要
世界のビジネスの最前線では、「チーム作り」というものが改めて見直されるようになっている。それは、今日の変化の激しいビジネス環境の中で抜きん出た成果を上げるためには、ダイバーシティ(多様性)に富んだ「集合知」が不可欠だからである。当然ながら、チームをまとめるマネジャーの役割は非常に大事になってきている。

グーグルでは、マネジャーの役割や仕事に関する1万人規模の社内調査「プロジェクト・オキシジェン」が行われた。グーグルにも成果を上げているチームと上げていないチームがあり、メンバーが同じように優秀なのに、なぜ差が出るのか、という議論がされた。

調査の初期段階で、メンバーのパフォーマンスに最も関係しているのはマネジャーの言動だということがわかった。

超短要約

チーム作りの原理原則は、世界共通である。最も大切なのは「社員の心理的安全性」。グーグルでも「心理的安全性」を大切にしている。

心理的安全性とは「自分らしさを発揮しながらチームに参画できる」という実感のこと。誰しも持っている「チームの一員として認められたい」という気持ちを大切にすることである。

著者 ピョートル・フェリークス・グジバチ

プロノイアCEO ドイツ、オランダ、アメリカで暮らした後、2000年に来日。2002年よりベルリッツにてグローバルビジネスソリューション部門アジアパシフィック責任者を経て、2006年よりモルガン・スタンレーにてラーニング&ディベロップメントヴァイスプレジデント、2011年よりグーグルにて、アジアパシフィックでのピープルディベロップメント、さらに2014年からは、グローバルでのラーニング・ストラテジーに携わり、人材育成と組織開発、リーダーシップ開発などの分野で活躍。 2015年に独立し現職。企業がイノベ ーションを起こすための組織文化の変革コンサルティングを行い、その 知見・メソッドをモティファイにてテクノロジー化。2社の経営を通じ、変革コンサルティングをAIに置き換える挑戦する。

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章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
はじめに p.1 3分
第1章 世界共通のチームづくりのルールとは p.13 14分
第2章 「愚痴」も「もめごと」もチームにとってよいこと p.37 21分
第3章 チームのパフォーマンスを向上させる「良質な会話」 p.73 26分
第4章 〝一瞬〟で差をつける「チーム時間」の使い方 p.119 28分
第5章 「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法 p.167 24分
第6章 劇的に生産性を上げる仕組みのつくり方 p.209 20分
おわりに p.244 2分

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