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2019/07/16更新

楽天IR戦記 「株を買ってもらえる会社」のつくり方

194分

3P

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どのようにすれば投資家に株を買ってもらえるのか

2005年の楽天がTBSの株式を取得した時から12年間、IRを担当してきた著者の記録。ライブドアショックや楽天クレジットカードの過払金問題、東日本大震災など、多くの問題の中で、投資家との対話を続けてきたIRの裏側を知ることができます。


■IRとは
株式会社というものが何か大きなチャレンジを行う時には、リスクマネーの供給者である資本市場を頼る。そして銀行のように返済の約束がないだけに、投資家と企業との真剣勝負が繰り広げられる。それが企業と投資家との対話の基本である。

この真剣勝負は、投資家の頭の中にある企業価値計算のスプレッドシートをどう変化させ、価値を高め、購入の意思決定をしてもらえるかという、一種の知的バトルでもある。

超短要約

IRは「投資家と良好な関係を築くこと」ではなく、「株を買ってもらうこと」こそが目的である。

著者 市川 祐子

1970年生まれ。マーケットリバー 代表取締役社長 1993年NEC入社。半導体部門の分社・上場等を担当。2005年楽天入社、IR統括及び財務企画に従事。2016年同社IR部長。2018年アライドアーキテクツ社外取締役(現任)。 約15年間にわたり、IR、資金調達及び東証一部上場準備を経験。Institutional Investor誌において2013年より5年連続「Best IR Professionals」Top 3にランクイン(セクター別)。 経済産業省「企業報告ラボ」企画委員(2012年-2017年)、同省「持続的成長に向けた長期投資(ESG・無形資産投資)研究会(伊藤レポート2.0)」委員(2016-2017年)。日本証券アナリスト協会認定アナリスト。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
一橋大学大学院経営管理研究科特任教授 伊藤 邦雄
週刊エコノミスト 2019年 8/6号 週刊エコノミスト 2019年 8/6号

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
序 章 p.10 3分
第1章 TBSへの提案と財務危機 p.15 16分
第2章 ひとりIR p.47 6分
第3章 暴落後、反転 p.59 9分
第4章 楽天の理念とビジネスモデル p.77 10分
第5章 金融事業への毀誉褒貶 p.97 10分
第6章 東日本大震災と直後の株主総会 p.117 5分
第7章 一円ストックオプション導入とSR p.127 9分
第8章 東証一部上場と楽天イーグルス日本一 p.145 17分
第9章 ヤフー・ショッピング無料化 p.179 10分
第10章 IRの仕組み化 p.199 7分
第11章 グローバル・オファリング p.213 22分
特別編 コーポレートガバナンス・コードと資本コスト p.257 13分
おわりに p.282 2分

この本に影響を与えている書籍(参考文献、引用等から)

IR戦略の実際 (日経文庫) IR戦略の実際 (日経文庫)
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