18歳の大学生が、成功者の知恵を集めて、同世代の人たちのヒントするというミッションを掲げ、ビル・ゲイツやレディー・ガガ、スピルバーグなどにインタビューをしていく物語。

著名人にインタビューをするまでに、何度もメールを送り、断られることを繰り返しながら、協力者のネットワークを少しずつ広げ、ミッションを実現していく過程で学んだ多くの教訓が書かれています。

本当にビッグなことをやりたいなら、思ったより時間も費用もかかる。失敗だらけで傷ついて恥をかくことになるし、イライラだって募る。それは覚悟するしかない。その覚悟があるのなら、ひたすらぬかるみを歩んでいけばいい。

いろいろ試してうまくいかない時は、一歩下がって自分のしていることが不可能かどうかを自問する。だらだらと失敗を重ねるよりは、それが不可能であることを証明した方がいい。解決できない問題だと納得できたら、自分を臆病者と思わずに撤退すればいい。

問題を別の角度からとらえ直せば、画期的な解決策のヒントが得られることもある。

著者 アレックス バナヤン

1982年生まれ。作家、スピーカー 大学1年生の期末試験の前日、アメリカの有名なテレビ番組『プライス・イズ・ライト』に出場して優勝し、賞品の豪華ヨットを獲得。それを売って得た金を元手に、世界で屈指の成功者たちから「自分らしい人生の始め方」を学ぼうと旅に出る。 19歳のとき、シリコンバレー史上最年少のベンチャー投資家として投資会社アルソップ・ルイ・パートナーズに参加。また、アメリカの大手出版社クラウン・ブリッシャーズの80年の歴史の中で、同社と契約した最年少の作家となる。 2012年、『フォーブス』誌が世界で活躍する30歳以下の起業家やアートティストなどに贈る「30歳未満の30人」に選出される。22歳となった2015年には、『ビジネス・インサイダー』誌が選ぶ「30歳未満の最高にパワフルな人物」の一人に選出される。