著名なファンドマネージャーである著者が、投資家としての考え方と習慣を紹介している一冊。投資家としての考え方を身に着けることで、お金だけでなく、人生を生き抜くために必要なものを手に入れられると説きます。
■投資の本質
投資とは「エネルギーを投入して未来からお返しを頂くこと」である。目に見える商品に限らず、すべての世の中の活動は、誰かが過去にお金だけではなく時間、情熱、愛情などの「エネルギー」を投入したことで成り立っている。逆に見ると、未来の社会は、私たちが今、エネルギーを投入していかないと切り開いていくことができない、ということである。
「投資」という行為は、金銭的な損得のためではなく、「未来を切り開く」ことにおいて必要なのであって、「お金を得る」ことは投資のリターンの1つに過ぎない。
「投資家みたいに生きる」とは、投資家が当たり前に考えている「思考」を手に入れ、日々の「習慣」を変えることである。
投資家の立場として、将来に向けたお金の不安をなくす解決策は2つある。
①長く働き続けること
②収入の一部を投資に回すこと
70歳、75歳と長く働けるようにするには、「自己投資」という概念が不可欠である。
著者 藤野 英人
1966年生まれ。レオス・キャピタルワークス 代表取締役社長・最高投資責任者 大学卒業後、野村證券、JPモルガン、ゴールドマン・サックス系の資産運用会社を経て、2003年レオス・キャピタルワークスを創業。 主に日本の成長企業に投資する株式投資信託「ひふみ投信」シリーズを運用。投資教育にも注力しており、明治大学商学部兼任講師、JPXアカデミーフェローを長年務める。 一般社団法人投資信託協会理事。
帯 インターステラテクノロジズ創業者 堀江 貴文 |
ビジネスブックマラソン 土井 英司 |
週刊ダイヤモンド 2019年 11/9号 [雑誌] (5G大戦) 三省堂書店有楽町店係長 岡崎 史子 |
週刊ダイヤモンド 2019年 12/7号 [雑誌] (最強投資家が狙う 割安株) 三省堂書店岐阜店店長 渡邉 大介 |
PRESIDENT(プレジデント)2020年2/14号(自分を変える) |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.5 | 4分 | |
プロローグ 「リスクをとる」ということ | p.24 | 7分 | |
思考1 「投資家の思考」を授けよう | p.39 | 31分 | |
思考2 それでもあなたを「動かさないもの」の正体 | p.107 | 14分 | |
習慣1 今日の「過ごし方」が未来へとつながる | p.137 | 30分 | |
習慣2 長い人生に「必要な資産」を増やす | p.203 | 29分 | |
エピローグ 「お金の投資」をはじめてみよう | p.266 | 7分 | |
おわりに | p.281 | 3分 |
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