UberやAirbnbなど、近年、急拡大するシェアリングエコノミーの基本を、Airbnb Japan執行役員が紹介している一冊。ここ10年でシェアリングエコノミーが成長している背景や、これからシェアリングエコノミーが与える社会的影響について書かれています。
■ここ10年で拡大したシェアリングエコノミー
シェアという考え方は新しいものではなく、昔から日本のコミュニティを支える重要な役割を担っていた。近年の新しいテクノロジーは、シェアの概念を「シェアリングエコノミー」という新しい経済システムにまで昇華をさせることを可能にした。
シェアリングエコノミーの世界の市場規模は、2013年に約150億ドル(約1兆5750億円)だったが、2025年までに約3350億ドル(約35兆1750億円)に拡大すると予測されている。
今の時代、今ある資産をシェアという概念で蘇らせ、より少ない投資で新しい事業を始める仕組みや働き方を推進していく方が賢明で、新たな活路を確実に見出せる。
著者 長田 英知
Airbnb Japan 執行役員 IBMビジネスコンサルティングサービス、PwCアドバイザリー等で戦略コンサルタントとしてスマートシティやIoT分野における政府・民間企業の戦略立案に携わる。2016年、Airbnb Japan入社、2017年より現職。 そのほかの外部役職として、2018年度、2019年度グッドデザイン賞審査委員、2019年より京都造形芸術大学客員教授を勤める。
帯 放送作家 小山 薫堂 |
週刊エコノミスト 2020年 1/14号 東京大学大学院教授 柳川 範之 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.2 | 4分 | |
第1章 シェアの歴史といまを知る | p.17 | 30分 | |
第2章 シェアの可能性を知る | p.75 | 31分 | |
第3章 過去の働き方とこれからの働き方 | p.135 | 14分 | |
第4章 シェアが可能にする幸せな働き方 | p.163 | 16分 | |
第5章 「利用者」としても「提供者」としても、シェアを活用するために | p.193 | 14分 | |
第6章 シェアが与える日本企業へのインパクト | p.221 | 13分 | |
おわりに | p.246 | 1分 |
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