今読むべき優良ビジネス書が
すぐ見つかり、読んだ本を
しっかり自分の知識にするサイト

本を検索する

カテゴリーから探す

人気のタグ

お知らせ


Android無料アプリ配信中
2019/12/16更新

AIゲームチェンジャー シリコンバレーの次はシアトルだ

158分

2P

  • 古典的
  • トレンドの
  • 売れ筋の
  • すぐ使える
  • 学術系
  • 感動する
  • ひらめきを助ける
  • 事例が豊富な

対象読者:

アマゾン詳細ページへ

AI人材が集中する都市シアトルの現状

AI人材が集中するシアトルの現状を紹介している一冊。シアトルに本社を置くマイクロソフトとアマゾンが牽引し、AI人材を生み出すエコシステムの現状や、AIを中心としたスタートアップの動向などが書かれています。


■シアトルの発展
スターバックス、マイクロソフト、アマゾン、コストコ、エクスペディア、ボーイング。シアトルが世界に通用する製品やサービスを生み出し続けられるのには、地理的な優位がある。シアトルは19世紀に港湾が発達し、アメリカから日本やアジアへの輸出入の基地として栄えた。20世紀にはこの地でボーイングが起業し、本社と主要工場を置いた。これによって空のロジスティクスも充実し、関連する産業の裾野が広がり人材も多く集まった。

このロジスティクスを活用したのが、コストコやアマゾンである。アマゾンはマイクロソフトのエンジニアを多く雇い入れ、急成長した。こうして物流や流通で発展してきたシアトルが今、AIで世界中から注目されている。アマゾンやマイクロソフト、グーグル、フェイスブック、中国のテックジャイアントなどAI関連の大手企業とそのエンジニアが集積し、スタートアップが続々と起業するエコシステムが出現した。

超短要約

シアトルには、マイクロソフトとアマゾンがエンジンとなり、AIエンジニアを引きつけて育て、人材が流動する確固たるエコシステムができあがっている。そのため、AIの先端人材の獲得を狙って、シリコンバレーの大手企業や、中国のテックジャイアントなど、続々と進出してきている。

著者 市嶋洋平

日経BP シリコンバレー支局 支局長 1996年日経BP入社、「日経バイト」でマイクロソフトやノベルなどのテクノロジー業界、「日経コミュニケーション」「日経コンピュータ」で、IBMやNTT、ソフトバンクなどの情報通信産業や通信行政、リスクマネジメントなどを取材した。 2009 年から3年間、日本経済新聞社の産業部で電機業界を担当。2014年に日経ビッグデータを創刊し、事業部門のデータ活用やデータ市場を取材。2017年同編集長、2018年シリコンバレー支局編集委員。

著者 江藤哲郎

イノベーション・ファインダーズ・キャピタル 代表 1984年アスキー入社、1986年マイクロソフト日本法人の設立に参加。広報宣伝課長、マーケティング部長代理などを歴任。1992年電通入社、2013年経営企画専任局次長。2015年米国ワシントン州カークランドにイノベーション・ファインダーズキャピタルを設立。 AIスタートアップを日本企業とつなげるAIミートアップを主催。2019 年からスワンベンチャーファンドのパートナーを兼任。

この本を推薦しているメディア・人物

帯
UIEvolution チーフソフトウェアアーキテクト 中島 聡

章の構成 / 読書指針

章名 開始 目安 重要度
まえがき p.3 2分
1章 AIゲームチェンジャー シリコンバレーより注目すべきAI都市 p.11 8分
2章 シアトルのAI人材争奪戦 一斉になだれ込む米中のIT巨人 p.27 6分
3章 全社にAI人材のアマゾンは何を目指すのか p.39 16分
4章 マイクロソフトの逆襲 AIの元祖がAIで復活 p.71 7分
5章 シアトルが生み出すAI創業者たち p.85 17分
6章 シアトル発IoTはボーイングやノキアから、AIと融合も p.119 7分
7章 都市間・州の競争がゲームを変える p.133 11分
8章 シアトルのAI・機械学習を支える戦略的なアカデミア p.155 15分
9章 MS・アマゾンがVCで“逆襲” ソニーや楽天もシアトル投資 p.185 10分
10章 シアトルのAIエコシステムに続々参入する日本勢 p.205 15分
あとがき p.234 3分
巻末資料 巻末資料 シアトル、AI・IoTスタートアップ一覧 p.241 4分

ユーザーのしおりメモ (0)