「文章」「プレゼン」「会話」「質問」「情報収集」の5つをテーマに、アウトプットとインプットのテクニックを紹介している一冊。すぐに使える実践的なコツが書かれています。
■発信する上で大切なこと
何かを書く時や話す時、プレゼンする時に最も重要なことは次の3点である。
①どうしても伝えたいことを考える
②相手を傷つけずに共感する
③自分自身の思い込みを再検討する
何かを発信する時に、最大の自信の根拠となるのは、「これを伝えるのが楽しみで仕方ない」という状態になるまで、しっかりと下準備をすること。特に緊張する時にこそ重要なのは、楽しさが緊張を上回るくらい、自分ならではの付加価値のある話を考え抜くことだ。そして、このどうしても伝えたいことを端的に一言で伝えられるようになっていれば、どれほど大勢の誰の前に出ても大丈夫である。
文章を書くにしても、プレゼンテーションをするにしても、日常会話をするにしても、質問をするにしても、情報を解釈するにしても、すべては「どうしても伝えたいことは何か」という自問と、相手に共感しようという姿勢、そして「内集団バイアスに縛られていないか」という自戒が重要である。
著者 ムーギー・キム
1977年生まれ。AI Partners(シンガポール)パートナー ディープキャリア取締役 ブルー・オーシャン・グローバル・ネットワークメンバー 大学卒業後、世界最大級の外資系金融機関の投資銀行部門にて、日本企業の上場および資金調達に従事。その後、世界で最も長い歴史を誇る大手グローバル・コンサルティングファームにて企業の戦略立案を担当し、韓国・欧州・北欧・米国ほか、多くの国際的なコンサルティングプロジェクトに参画。 2005年より世界最大級の外資系資産運用会社にて、バイサイド・アナリストとして株式調査業務を担当したのち、香港に移住してプライベート・エクイティ投資業務に転身。アジア・太平洋地域での投資業務を歴任後、世界最高水準のビジネススクール、インシアードに留学。中国上海のMBA、CEIBS(中欧国際工商学院)にも交換留学。 現在は日本とシンガポールを拠点に、投資×企業イノベーション×グローバル人材(採用・研修・コーチング)の3領域で活動。2017年翔泳社ビジネス書大賞受賞。2020年よりオンラインサロン「最強&一流の基本」を開設。
帯3 INSEAD教授 チャン・キム |
帯 東日本国際大学特任教授 中野 信子 |
帯2 慶應義塾大学名誉教授 竹中 平蔵 |
帯4 クォンタム・ファンド共同設立者 ジム・ロジャーズ |
マインドマップ的読書感想文 smooth |
週刊ダイヤモンド 2020年 3/14号 [雑誌] (入学者の5割! 大推薦時代到来! MARCH 関関同立) 三省堂書店有楽町店係長 岡崎 史子 |
章名 | 開始 | 目安 | 重要度 |
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はじめに | p.1 | 7分 | |
第1章 文章の絶対ルール | p.25 | 25分 | |
第2章 プレゼンの絶対ルール | p.69 | 26分 | |
第3章 会話の絶対ルール | p.115 | 27分 | |
第4章 発信力を伸ばす、質問力の絶対ルール | p.165 | 23分 | |
第5章 確かな情報を手に入れるインテリジェンス戦略 | p.205 | 26分 | |
終わりに | p.250 | 5分 |
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